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癒されてもいい。
花見山から始まるふくしま花回廊や新緑深まる夏の磐梯朝日国立公園。絶景広がる秋のスカイラインや福島の地が育てた固有の歴史・文化。そして、泉質の異なる個性豊かな飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉など。一年を通して、四季折々の癒しがあるふくしま。
そんなふくしまで癒されてもいい。
温泉
飯坂温泉 |
鳴子・秋保とともに「奥州三名湯」のひとつに数えられる福島市の奥座敷。地元の人達とのふれあいも楽しい共同浴場は9軒あり、温泉街のシンボルでもある鯖湖湯には、松尾芭蕉も浸かったと言われています。 |
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土湯温泉&土湯峠温泉郷 |
荒川の上流にあり、豊富な湯量と数種類の泉質を持つ温泉郷。川沿いに宿が並び、温泉情緒を満喫できます。さらに奥にある土湯峠温泉郷には、野地・新野地・鷲倉・幕川の各温泉があり、秘湯ムードを堪能できます。 いま土湯温泉の街歩きが楽しい!女子旅向きの新スポットをご紹介 福島市で温泉ワーケーション!vol.2土湯温泉「アレンジ自在のホステル滞在」 |
高湯温泉 |
標高750mの高原に沸き、蔵王・白布とともに「奧州三高湯」として知られています。白いお湯の硫黄泉は薬効成分が高く、神経痛や糖尿病、アトピー性皮膚炎などに効能があるとされています。平成22年には東北初の「源泉かけ流し宣言」を行い、温泉街のすべての入浴・宿泊施設で源泉かけ流しの湯を楽しむことができます。 磐梯吾妻スカイライン近く「高湯温泉」日帰り入浴OKの施設まとめ |
自然
信夫山 |
福島市の真ん中にぽっかり浮かんでいるような福島市のシンボル信夫山は、熊野、羽黒、羽山の三山からなり、羽黒、月山、湯殿の三神社がまつられ、古来から信仰の山とされ、「御山(おやま)」と呼ばれてきました。 福島を代表する花見のスポットであり、ライトアップによる桜祭りも開催され、多くの人達が訪れます。また、福島市内を一望できる展望台や公園などもあるので、四季を通して市民の憩いの場となっています。ハイキング気分で訪れるのもよいでしょう。 |
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荒川土木遺産 | 福島県福島市の阿武隈川支川荒川の砂防堰堤・水防林・霞堤は、平成19年度の土木学会選奨土木遺産に認定され、その後、荒川本川の治水・砂防施設15基が登録有形文化財として認定されました。阿武隈川支川荒川には、扇状地上に江戸時代からの霞堤と水防林が今もなお残され、また歴史的な砂防堰堤も数多く現役で活躍しています。 |
浄土平周辺 |
観光道路磐梯吾妻スカイラインのドライブで多くの方が訪れるスポット。標高約1600mに位置し、登山、トレッキング、星空観察を楽しむ事ができる。 |
磐梯吾妻スカイライン |
磐梯吾妻スカイラインは、高湯温泉と土湯峠を結ぶ全長約29kmで最高標高1,622mの観光道路。吾妻連峰を縫うように走る経路は、まさに“空を走る道”。眼下には福島の街並みが広がり、作家井上靖氏が命名した「吾妻八景」に代表される景勝地が続きます。日本の道百選にも選ばれ、春の“雪の回廊”から秋の紅葉まで、季節毎に雄大で変化に富んだ様々な景色を展開してくれます。 |
花見山 |
福島市の郊外にある「花見山」は、福島随一の花見と名所として有名な観光名所です。写真家の故 秋山庄太郎氏が毎年のように足を運び「福島県に桃源郷あり」と言わせた程の別世界感のある花見山は、観光はもちろん、ハイキングや散策なども人気で、年間20万人位を超える来場者で賑わっています。 |
全国屈指の花の名所、花見山のほかにも、福島市には花の名所が点在しています。春~初夏にかけて咲く花々もお楽しみください。 | |
幕滝 |
土湯峠温泉郷にある幕川温泉(水戸屋)から遊歩道を歩くこと約20分、切り立った岩肌を一気に流れ落ちる、高さ約30mの幕滝があります。ダイナミックな水の落ちる様と緑の苔や草に覆われた岩肌から滴り落ちる湧き水とがつくる景色は時がたつのも忘れさせてしまいます。標高1,300mに位置し、原生林に包まれた遊歩道は夏でも涼しさを感じます。幕川温泉一帯は秋の紅葉もおすすめです。 |
歴史・文化
医王寺 | 奥州藤原氏の一門であり飯坂をおさめていた佐藤氏の菩提寺。源平合戦において、佐藤基治(大鳥城主)は、藤原秀衡の命を受け、息子の二人、継信、忠信兄弟を源義経に付き従わせました。継信、忠信兄弟は義経の身代わりとなり壮絶な最後を遂げたと言われています。戦いで二人の息子を失い悲しみにくれる老母のために嫁達が武将の姿をして慰めたという孝行話が残っています。また、元禄二年五月「奥の細道」の途中醫王寺を訪れた松尾芭蕉は、佐藤兄弟を偲び「笈も太刀も五月に飾れ紙のぼり」と詠んでいます。その笈は今もこの寺の宝物殿に安置されています。 |
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古関裕而記念館 |
「オリンピック・マーチ」「君の名は」など数々の名曲を残した福島市名誉市民の古関裕而氏の資料展示施設です。昭和63年11月にオープンしたこの施設の外観は、名曲「とんがり帽子」を連想させる建物になっています。2021年3月リニューアルオープン。展示内容や構成を一新し、最新の立体音響による目玉展示の導入など、古関氏の魅力やメロディーをより堪能していただける空間に生まれ変わりました。 |
中野不動尊 |
「中野のお不動さま」と呼ばれ、日本三不動の一つである中野不動尊に恵明道人が山神のお告げによって不動明王を祀り不滅の聖火を灯したのが始まりといわれています。その聖火は現在も奥の院洞窟の中で「不滅の燈明」として燃え続けています。厄除(やくよけ)・眼守(がんしゅ)・三ヶ月(みかづき)の三不動明王が祀られて、願いが真剣であれば願うことはどんなことでも叶えられるといわれております。 |
福島市写真美術館(花の写真館) | 花の写真館は、市民が利用できるフォトギャラリーを併設した施設として、今まで多くの市民に親しまれてきました。大正時代に建てられた近代建築の遺構として希少であることから、「福島市有形文化財」にも指定されています。 東日本大震災により被災し、長年休館となっていましたが、2021年5月29日に新たな機能を備えた施設としてリニューアルオープンしました。 |
福島県立美術館 |
信夫山の 麓にある6万㎡を越える広大な敷地に「県立図書館」と 併設されています。館内には絵画、版画、彫刻、工芸など3,800点以上の 美術作品を収蔵しています。アンドリュー・ワイエスら20世紀アメリカの具象絵画、会津坂下町出身の版画家・斎藤清のコレクションなどの 常設展のほか企画展も随時実施しおります。 |
宮畑遺跡(じょーもぴあ宮畑) | 宮畑遺跡は福島市岡島地区、月輪小学校の東にある福島工業団地の入り口にあります。縄文時代中期・後期・晩期の、約2,000年間にわたる縄文時代の人々の生活を伝える南東北を代表する縄文時代の遺跡として、平成15年8月27日に文部科学省より史跡に指定されました。 宮畑の地に暮らした縄文人の生活の様子を伝え、縄文をテーマとした体験・学習ができる施設、そして芝生の広場、遊具の広場、炊事棟などを備えた憩いの場として活用できる施設です。 |
福島市民家園 |
江戸時代中期から明治時代初期にかけての福島県県北地方の民家を中心に、幕末から明治初期にかけての福島有数の割烹旅館で世良修蔵が仙台藩士により連行された場所といわれている「客自軒(かくじけん)」や国指定重要文化財の芝居小屋「旧広瀬座」、商人宿、会津地方の民家などが移築、復原されています。当時の生活用具なども展示され当時の生活をかいま見ることができます。 |
旧堀切邸 |
江戸時代から続く豪農・豪商の旧家で県内最古の土蔵「十間蔵(じゅっけんくら)」が現存する歴史的価値の高い建物です。敷地内の離れでは飯坂の情報を発信する案内所があり休み処として利用できます。 |
浄楽園 | 室町時代の趣を備え池泉廻遊式庭園。約25,000㎡の広大な敷地に赤松、五葉松、石を主体に十余年の歳月をかけ完成したもので、アヤメ、スイレン、シャクナゲなど花々が庭園に彩りを添えています。野鳥の声を聴きながら、四季折々の花とともに園内の景観をご鑑賞ください。 |
稲荷神社 | 第66代一条天皇の永延元年(987年)に陰陽師安倍晴明により創建されました。「おいなりさん」の愛称で、広く福島市民に親しまれ、令和元年で御鎮座より1033年目を迎えます。 |
御倉邸 | 幕末期から絹の集散地として栄えた福島市には、明治32年に東北で初めて日本銀行が設置されました。県庁南西の御倉町には、歴代の福島支店長が住んだ住宅があり、今は公園の一部として一般公開しています。敷地内には「おぐら茶屋」があり御倉町界隈の名産品、軽食、飲み物の販売を行っており、展望デッキからは阿武隈川の展望を楽しむことができます。 |