掲載日 2021.05.19 / 更新日 2022.04.26

【ふくしま花廻廊】5月中旬から下旬が見頃！山一面の野生つつじと新緑＆温泉を堪能

つつじ・女沼・吾妻連邦の山々を一望できる穴場フォトスポット。静かで贅沢な景色を楽しもう！

春から初夏にかけて、様々な花を楽しむことができる福島市。5月の中旬〜下旬にかけて見頃を迎えるのが、福島屈指の温泉地、土湯にある「つつじ山公園」の“つつじ”です。

色鮮やかなつつじと新緑が華やかに女沼と山々を彩る美しさ、そして清々しい晴天のコントラストは、この時期しか楽しむことのできない贅沢な景色！

今回はそんな、つつじ山公園のつつじをご紹介すると共に、帰りに立ち寄りたいおすすめ温泉・ランチスポットをご紹介します。

山一面の野生つつじと新緑の山々、女沼の輝き

土湯温泉街から車で約10分、徒歩だと約90分。昔から野生のつつじが群生していた小高い丘を大きく花が咲けるように整備してできたのが、つつじ山公園です。

つつじと言えば、庭木の代表！公園や街路を彩る、誰もが見たことのある花の1つかと思いますが、そのほとんどが品種改良されたつつじです。ですが、ここに咲くのは野生のつつじ！野生のつつじは簡単に人が近づけるような場所にはあまり自生していないと言われているので、間近で楽しめる貴重なスポットでもあります。

そして、このつつじが開花するのが５月中旬～下旬！公園全体が淡いピンク色に覆われる1年で最も美しい時期です。

また、このつつじ山公園の眼下には美しい女沼があり、高く開けた展望スポットからは、華やかな色のつつじと女沼が太陽の光を浴びての輝き、そして周囲に連なる新緑豊かな吾妻連邦の山々を一望できる、静かで贅沢な景色が広がっています。

駐車場の入り口にはトイレも設備されていますし、展望スペースにはベンチやテーブルもあります。敷物を敷いて、休憩するには最高の場所ですね。

他にもつつじの季節には多くの人がハイキングとして利用する公園で、公園のまわりには遊歩道が整備されていますし、周辺は女沼（めぬま）の他にも、男沼（おぬま）仁田沼（にたぬま）があり、３つの沼を巡るハイキングコース等もあります。マイナスイオンを浴びながら大自然を満喫することができますよ。

歩いて汗をかいたあとは、平成30年にリニューアルオープンした土湯温泉の公衆浴場「中之湯」へ。まだまだ新しく清潔感のあるこちらの施設は、内風呂と露天風呂の他、4つの貸切風呂も完備されているので、カップルや家族一緒に入浴するにも最適です。

どの浴槽も源泉かけ流しで、単純泉と炭酸水素塩線の2種類の泉質を楽しむことができます。特に炭酸水素塩泉は“美肌の湯”と呼ばれ、アルカリ性で角質を軟化し肌が滑らかになると人気を集めています。

名称	公衆浴場中之湯
営業時間	9:00～21:00
定休日	毎週火曜日
住所	〒960-2157 福島市土湯温泉町字下ノ町5番地
電話番号	024-563-3991（受付時間 9:00～21:00）
料金	入浴券：500円（子ども 250円）回数券：5,000円（子ども 2,500円）貸切風呂：1団体50分間（定員概3名）1,500円 ※上記入浴券に加算
駐車場	20台（内3台が障がい者用駐車場）
公式サイト	https://www.tcy.jp/nakanoyu/
備考	シャンプー、リンス等の備付けなし、売店で販売あり
地図

ランチはこちらも土湯温泉街にある、味工房ひさごへ！毎朝、ご主人が丹精込めて打った香り高くのど越しのよいお蕎麦や土湯の山々から採れた旬の山菜や地元食材を味わうことができます。

おすすめメニューの5種よくばりそば（1380円）この時期は、採れたての新鮮な山菜がたっぷり

おすすめメニューは“5種よくばりそば”。手打ちのもりそばの他に、天ぷら、温泉卵、季節の料理の全5品がつき、食べご耐え十分！美味しくて体も心も満足すること間違いなしです。

こちらも美味しかった！会津地鶏100%の旨味たっぷりスープの会津地鶏ラーメン（750円）