掲載日 /
映像と音声が流れるARスポットも登場!「古関裕而ストリート」の楽しみ方
福島市の新サービス「古関裕而ストリートで巡る古関メロディーの世界」アプリの使い方をご紹介
福島駅東口から東へ向かってまっすぐ伸びる「古関裕而ストリート」に、アプリで映像と音声を楽しめるARスポットが誕生しました。さっそく行ってみましょう。
※AR=拡張現実。実際の画像などと合成することで、現実の世界に仮想空間を作り出す技術のことです。
目次
AR「古関裕而ストリートで巡る古関メロディーの世界」
まずはアプリ「COCOAR」をダウンロード
この古関メロディースポット巡りで使用するのは「COCOAR(ココアル)」というアプリ。あらかじめダウンロードしておくと便利です。
ダウンロードするにはスマートフォンで下のQRコードを読み込むか、「App Store」または「Google Play」で「COCOAR」で検索してみてくださいね。
スポットに貼ってある「クイズ」を見つけよう
ARフォトスポットは5か所。広場の柱などにスマートフォンで読みとれるプレートがついていて、そこには古関メロディーに関するクイズが書いてありますよ。
次に、どこにスポットがあるか、ご紹介していきましょう。
①福島駅東口で古関裕而像にご挨拶。ここからスタート
福島駅前で古関裕而さんといったら、これは外せません。まずは古関裕而さんにご挨拶してからスタート。さて、どこにクイズのプレートが貼ってあるでしょう?
あ、ありました!古関裕而像より、改札口に近い柱に貼ってあります。さっそく「COCOAR」を起動して読み取ってみましょう。音楽が流れてきますので、スマートフォンのボリュームに注意しましょう。
流れてきたのは福島市民にお馴染み、懐かしの「わらじ音頭」です。スマートフォンの画面には、大わらじが動き出す様子が!スポットから外しても動画を見ることはできますので、好きなところに向けて、福島市の風景と合わせて楽しんでくださいね。ただし、スポットから外れてしまうと、音楽も動画も止まってしまうようなのでご注意ください。
4つのスポットは、「古関裕而ストリート」沿いにあります
②2つ目は、駅前通りのセブンイレブンで発見!クイズを読み取ると流れてくるのは、青空にぴったりのあの名曲です。朝ドラ「エール」で佐藤久志役の山崎育三郎さんが歌う感動的なシーンを思い出しますね。誰かと一緒に行けば、高校球児の顔に合成できますよ。
③3つ目は、街なか広場前の交差点で発見!ポストが目印です。クイズを読み取ると流れてくるのは、高原が思い浮かぶあの名曲です。動画の汽車に乗って、どこかに旅行に行きたくなりそうです。
④4つ目は、ファミリーマートの向かい側にあるメロンパン屋さんの真ん前で発見!クイズを読み取ると流れてくるのは、戦後の復興に力強く踏み出した日本を勇気づけたあの名曲!朝ドラ「エール」の名シーンにもなりました。
⑤5つ目は、④から少し福島駅方面へ戻った「古関裕而生誕の地 記念碑」近くで、秋田銀行福島支店の向かい側に!クイズを読み取ると、あれ?ここでは音楽は流れてきません。が、古関裕而さんの生家、喜多三呉服店の写真が出現!大正時代の福島市に想いを馳せることができるでしょう。
読み取った後にどんな動画が流れてくるかはお楽しみ!クイズが書いてあるプレートを探して、お散歩気分で古関メロディーを味わってみてくださいね。
「古関裕而ストリート」には他にも古関裕而スポットがいっぱい!
古関裕而ARスポット以外にも、「古関裕而ストリート」には「古関メロディー」を楽しめるスポットがいっぱいあります。ARスポットを探しながら、ぜひ廻ってみましょう。
「街なか交流館」で「エール」を振り返ろう
福島駅東口前のエスタビル地下1階にある「街なか交流館」では、古関裕而さんの年表や生家の「喜多三呉服店」の看板などが展示されている古関裕而コーナーのほかに、まだ記憶に新しい朝ドラ「エール」で実際に使われた小道具などが展示されている「エール」コーナーを常設展示!
「メロディーボックス」で古関メロディーに浸ろう
古関メロディーをボタン一つで聴けちゃう「古関メロディーボックス」は「古関裕而ストリート」上に3か所あります。操作は聴きたい曲の番号のボタンを押すだけでとても簡単。古関裕而さんが生まれた街に流れる古関メロディーに酔いしれましょう。
①不朽の名曲ボックス
上で紹介した「街なか交流館」にあります。「オリンピックマーチ」など5曲の名曲を聴くことができます。古関裕而さんの多彩さに思わずうなってしまいます。
②応援歌ボックス
日本銀行福島支店の向かい側にあります。その名の通り「六甲おろし」など古関さんが作曲した応援歌の名曲を聴くことができます。聴いていると元気が湧いてきますね!
③懐メロボックス
西沢書店前にあります。朝ドラ「エール」でも歌われた「船頭可愛や」などの歌謡曲の名作を聴くことができます。取材では「イヨマンテの夜」を聴いてみましたが、伊藤久男さんの美声に思わず聴き惚れてしまいました。
「エールポスト」から特別消印の手紙を大切なあの人へ
「古関裕而ストリート」沿いの「チェンバおおまち」の前には、可愛らしい「エールポスト」が!ここで投函すると、特別消印が押されて配達されます。福島駅からは徒歩約10分です。
特別消印が押される福島市「エールポスト」から手紙を投函しよう!
「デザインマンホール」もアプリで楽しめちゃう!
「古関裕而デザインマンホール」も「古関裕而ストリート」上にあります。秋田銀行福島支店前の路上に蓄音機がデザインされたマンホールがあります。このマンホールも同じ「COCOAR」で読み取ると、「話すマンホール」機能で動画付きのガイドを見ることができますよ。
音声連動型?!福島のまちで「古関裕而デザインマンホール」を探そう!
「古関メロディー」を聴きながら
福島駅東口から古関裕而さんの業績をたたえる「古関裕而記念館」へ向かう際に便利な「メロディーバス」。音楽をモチーフにした可愛らしいバスは、福島市民に愛されています。
子供も大人にも大人気!「古関裕而メロディーバス」楽しみ方ガイド
「古関裕而ストリート」のおすすめ寄り道スポット
ARを楽しむだけではもったいない、お土産やテイクアウトができるおすすめのお店をご紹介しましょう。
ら・さんたランド チェンバおおまち店
福島市松川町で生産された減農薬のお米や、福島市立子山でとれた無農薬野菜をたっぷり使ったお弁当が人気の「ら・さんたランド チェンバおおまち店」。「たまちゃん」こと店長の鈴木由美子さんはじめスタッフのみなさんが毎日手作りしています。旬の野菜をたっぷり使い、きび糖や天日塩など無添加の調味料を使用することを心がけているというたまちゃんによると「毎日食べても飽きない、お母さんの食卓を目指しています」とのこと。店内飲食もOK。椅子をテーブルのはす向かいに置くなど、感染対策もしっかりしています。
また、古関裕而ご夫妻をモチーフにした「金子さんのメロンパン」は朝ドラ「エール」放映終了後も相変わらずの大人気。他にも焼きたてパンがたくさん並んでいる「ら・さんたランド チェンバおおまち店」にぜひ立ち寄ってみてくださいね。
住所 | 福島県福島市大町4-15 |
---|---|
TEL | 024-573-9772 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 日曜日 |