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【トレッキングガイド】福島市のシンボル「信夫山」を歩こう!(駐車場ガイドつき)
緑いっぱい、見どころいっぱいの信夫山でリフレッシュ!
福島市のど真ん中にぽっかり浮かんでいるような信夫山。「のぶおやま」ではなく「しのぶやま」と読みます。
福島市のシンボルでもあり、春には花見のメッカにもなり、自然豊かで福島市民の憩いの場としても親しまれている信夫山ですが、近年の健康ブームや、昨今のコロナ禍によりアウトドアアクティビティを求めるたくさんの人々が散歩やトレッキング、またランニングを楽しんでいる姿を見かけるようになりました。
ここでは、散歩気分で信夫山の絶景を楽しむポイントをご紹介していきます。体力に自信のない方に向けて、車での移動についても併せてご紹介していきます。さあ、準備運動をして信夫山に登ってみましょう!
ふもとの噴水公園からスタート!駐車場もいっぱい
スタート地はどのコースも、信夫山のふもとの「噴水広場」。気持ちの良い芝生が広がり、夏になると地面から噴水が噴き出して家族連れなどが涼を楽しみに訪れる場所です。 噴水広場には駐車場はありませんが、少し上った護国神社向かいに約50台がとめられる「太子堂駐車場」がありますので、車で行く方はそこに停めるとよいでしょう。また、あちこちに駐車場がありますので、体力に自信のない方は上の方まで車で行っても良いでしょう。
市内一望の絶景ポイント「烏ヶ崎(からすがさき)」
信夫山の西側で一番高い場所にあるのが「烏ヶ崎」。昼間はもちろん、夜景が美しい場所として、福島市民にお馴染みの場所です。
■「烏ヶ崎」へのルート
2021年4月現在、途中の道路で拡幅工事が行われており、交通規制があったり未舗装の道路があったりするので十分注意して行ってください。
車の方は「月山駐車場」まで上れます。スタート地点の「噴水広場」からは約2km、車で約10~15分、徒歩で約30分です(歩くスピードによります)。
途中の第一展望台を過ぎるとくねくねとした細い道路が続きます。途中そのくねくね道を突っ切るような階段が見えてきますが、これが「羽山駆け道(はやまかけみち)」。かつて山伏が修行のために登った古道を整備したもので、ここを登ると早く上れます。階段が好きな人にはオススメです。徒歩で登る人はぜひチャレンジを。
くねくね道を登りきると、トイレや東屋もある「月山駐車場」があります。そこから山道を歩くこと5分。急に目の前がパーッと広くなって、そこに広がるのは遠く安達太良山や吾妻山、眼下には福島市街地を一望できる気持ちの良い大パノラマ。澄んだ空気を胸いっぱいに吸えば、ふもとから歩いてきた足の疲れもスーッと吹き飛んでいきそうです。ぜひお天気の良い日を選んで、信夫山随一の絶景をご堪能ください。
公園もある「第二展望台」から「小金山(こがねやま)」へ
もうひとつのオススメは、信夫山の東側にある第二展望台。駐車場やトイレはもちろん、広々とした公園や見晴らし台なども整備されていて、ファミリーで訪れるにも最適な場所です。
■「第二展望台」へのルート
「噴水広場」から「第二展望台」までは舗装道路を歩きます。車ももちろん通れますが、途中道幅が狭くすれ違いに注意が必要な場所もあります。 「噴水広場」から「第二展望台」までは約1.5km、徒歩で約30分、車で約10分です。
「噴水広場」から「第二展望台」へ向かうルート上にある「信夫山ガイドセンター」は、信夫山のことなら何でもわかっちゃうガイドスポット。おすすめコースマップなども置いてありますので、ぜひ立ち寄ってみてください。飲み物の自販機もありますので、持参するのを忘れてしまった方はここでぜひ入手を。
信夫山ガイドセンター
2022年4月1日より、当面の間休館中
信夫山ガイドセンターを過ぎるとちょっと急な坂道もありますが、清々しい木立の中を歩いていくと第二展望台へ到着。東側の阿武隈山系の山並みを遠くに、眼下には福島競馬場方面を一望することができますよ。
ここからは「第二展望台」の「見晴らし台」そばの階段を降りながら小金山方面へ。この石段、440段もあるので階段トレーニングが好きな方にオススメ。何度も登り降りしてトレーニングをする人の姿も見かけます。
信夫山は野鳥の宝庫。この「第二展望台」から「小金山」への道は、広葉樹の森の中にあります。ハードにトレーニングをしたい方にも、野鳥のさえずりを聞きながら自然散策を楽しみたい方にもおすすめのコースです。車では通ることができませんので、車の方は舗装道路を「小金山」方面へ下ってください。
いかがでしたか?新緑の季節に人混みを避けて自然に触れながら身体を動かせば、コロナ禍でふさぎがちな気持ちもすーっと晴れてくるかもしれませんよ。 信夫山には、今回ご紹介したスポット以外にも素晴らしい風景を楽しめる場所がたくさんあります。自分なりのルートを見つけて、楽しんでみてくださいね。