MENU
宿泊施設を探す
close

旬のおすすめ

わずか9室に贅を尽くした空間で非日常感を満喫。全室客室露天風呂付き「ホテル向瀧」

今年2月にグランドオープン。「ジャパネスクモダン」を体現したホテルで特別な時を過ごす

土湯温泉で創業百余年の歴史を持つ老舗旅館「ホテル向瀧」が、休館・建て直しを経て、2025年2月14日にグランドオープンしました。

限られたゲストのためだけに行き届いたサービスを提供するため、客室はわずか9部屋のみ。そのすべての部屋が荒川に面し、全室に趣の異なる客室露天風呂が設えられています

ロビーに一歩足を踏み入れた瞬間から、これから特別なひとときが始まるのだという旅の非日常感と期待に包まれる、贅を尽くした空間にため息が……。

写真をご覧いただきながら、お部屋までご案内するように順にご説明していきましょう。

この宿を予約する

こだわり抜いた空間で「ジャパネスクモダン」を体現

土湯温泉街を流れる荒川が、中心部で大きく蛇行する地点に位置する、ホテル向瀧。

黒とグレーが基調のシックなエントランスを進みロビーに入ると、渓谷に面した窓一面に広がる大きな「組子」のパーティションに目を奪われます。福島の美しい四季を表した組子の文様は、すべて一つずつ職人の手作業で仕上げられているそうです。
組子を通してロビーに届く光の陰影が本当に美しいです。

ホテル向瀧 ロビー

日本の美意識を体現した「組子」が館内の随所にあしらわれている

右手がフロント、左の奥がバーカウンターになっており、こちらもそれぞれに意匠を凝らした組子で飾られています。

向瀧 フロント
向瀧 バーカウンター

組子越しに広がる景色を眺めながら心地良いソファーにしばし身を預けて、チェックインの手続きが済んだら、お部屋に向かいましょう。

お部屋はわずか9室、全室に趣の異なる客室露天風呂付き

広々としたお部屋の写真、ご覧ください。気になるのはなんといっても贅沢な気分を堪能できる客室露天風呂ですよね!

テラスには、お部屋によって、檜、陶器、御影石とそれぞれ趣と色合いの異なる露天風呂が設えられており、お湯はもちろん源泉かけ流し。一度目は檜風呂だったから、次は御影石のお風呂がついた部屋にしよう……、そんな楽しみもあります。

4階の角部屋(85平米) テラスには客室露天風呂。

目の前に広がるのは四季折々に美しい荒川の渓谷。誰にも邪魔されず、気兼ねなくお好きなときに、思う存分、専用の露天風呂を満喫してください!

室内に置かれている家具は、美しいデザインと上質な使い心地で知られる山形の「天童木工」製。ちなみにロビーに置かれているのも同じく天童木工のインテリアです。あちこちに組子のインテリアや会津木綿を使ったベッドスローなどの小物が置かれ、福島そして日本の伝統文化を感じられるしつらえです。

ときおり窓からの景色に目をやりながら静かに語り合ったり、本を手に過ごしていたら、いつのまにか時間が経って夕暮れになっていた……、そんな豊かな時が過ごせそうです。

檜の客室露天風呂

御影石の客室露天風呂

この快適な空間と心地良い時間を独り占めしたいと、お一人で連泊する方もいらっしゃるそうで、うらやましい限りです。これ以上の贅沢はなかなか望めないのではないでしょうか。

特筆すべきは用意されているアメニティ。POLAの最高峰 B.Aシリーズが用意されていて、とても優雅な気分になれます。角部屋の広い3室では持ち帰り可能なミニボトルで提供されるということで、これは女性に嬉しいサービスですね。ドライヤーはダイソンが置かれています。

お部屋の一角にはミニバーもあり、オールインクルーシブでお好きなドリンクやお酒を楽しめます。グラスにもこだわっており、提供するサービスや触れるものに一切の手抜きがないという印象です。

また、お土産の購入や、土湯近郊で体験できるアクティビティの予約、さらにはタクシーの手配なども、客室にあるテレビモニターを通じて行うことができます。予約できるアクティビティは季節によって変わるそうです。

支配人の副田さんは「ホテルに滞在するだけでなく、ぜひ周辺観光も楽しんでいただきたいと思っています」とのこと。

極上のフレンチ? それとも和食? 同行者と違ってもOK

向瀧はお料理にも大変力を入れています。レストラン「九福」は全室が個室で、落ち着いた雰囲気の中でゆったりとお食事を楽しむことができます。名前の由来は、9室の客室、「九つの福があるように」という意味が込められています。

レストラン「九福」

コースはフレンチと和食から選ぶことができ、それぞれベテランのシェフが腕を振るいます。食材は、伊達鶏、川俣シャモ、福島牛、魚介では「常磐もの」など地元・福島県産の食材はもちろん、日本各地から最高の旬の食材を選び抜いて使用。温かい料理は温かいまま、できたてをすぐに提供することを心がけています。

フレンチのコース(イメージ)

和食・懐石料理(イメージ)

さらに、例えば一人がフレンチ、もう一人は和食と、好みに合わせて異なる選択も可能で、連泊の際は日替わりも可能です。またヴィーガンメニューにも対応するなど、お客さまの多様なニーズに応えています。

レストランでの飲み物もオールインクルーシブですので、お好きなものを召し上がってください(一部除外あり)。

川に面した広々とした大浴場に、サウナもあります

温泉は、古くから湯治場として人々に親しまれてきた土湯温泉の、源泉かけ流し。「肌がしっとりすべすべになる美肌の湯」で、とろりとした湯ざわりが特徴です。荒川のせせらぎを目の前に、心身ともにゆったりとした時間を楽しんでください。

大浴場は男女それぞれ広々とした内湯と露天風呂があり、女湯には御影石の露天風呂が、男湯の露天風呂には檜風呂・陶器風呂・寝湯の3種のお風呂があります。サウナも併設。

女風呂の内湯と露天風呂からの眺め

男湯の外にある檜の露天風呂や寝湯など

なにより、各お部屋には露天風呂があり、全館で9室しかありませんから、大浴場が混むはずがないのです。きっとほぼ独占でしょう。それなのにこの広さ。一人に対する空間の広さが、なにより贅沢だなと感じます。

洗面台にはダイソンのドライヤーが備え付けられ、備品にいたる一つひとつにもこだわりが貫かれています。

「非日常感」を堪能したいときに選びたい、特別な宿

ホテル向瀧、いかがでしたか。館内の空間、そして過ごす時間も、とにかく「贅沢」な気持ちにさせてくれる宿です。スタッフの皆さんの対応も以前から高評価で、お客さま一人ひとりに合わせた細やかな気配りで迎えてくれます。バリアフリーにも対応しています。

日々の喧噪から離れて、大切な人と心に残る特別なひとときを過ごしたい、または一人で誰にも邪魔されずに自由で心豊かな時間を過ごしたい、そんな「非日常」を満喫したいときにぜひ選んでいただきたいお宿です。

ホテル向瀧 基本情報

この宿を予約する

村上瑞恵

レギュラーライター /編集・ SNS担当

村上瑞恵

地に足のついた生活がしたいと、2006年に都内から福島県にIターン。パソコン通信時代からのPCユーザーで、サイト運営やSNS運用などデジタル方面にわりと強いガジェットおたく。地域のICT化推進事業に携わったのち、Web制作会社で観光情報サイトの編集やSNSを活用した販売促進・ファンづくりを担当し、2022年9月に独立。休みの日はカメラ片手にバイクや車で出かけている。

ライター紹介はこちら

福島市の魅力満載! 人気記事ランキング

みんなに人気の福島市情報! コンテンツ別 人気ランキング

観光・スポット

体験・ツアー

グルメ・お土産

温泉・宿泊

福島市の特産品! ふるさと納税をご紹介