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福島市が県内自治体初の国際会議観光都市に認定!

魅力を世界へ発信! 認定がもたらす福島市の未来とは?

国際会議観光都市認定

この度、福島市が「国際会議観光都市」に認定されましたこの認定は、福島県内の自治体では初となります。
でも、「国際会議と観光ってどんな関係があるの?」「福島市にどんな良いことがあるの?」と疑問をお持ちの方も多いと思います。

そこで、今回の認定がどのような意味を持ち、福島市に今後どんな影響を与えていくのかをお知らせするとともに、3月19日に市役所で行われた認定式の様子をレポートしていきます。

観光資源豊かな福島市、国際会議の新たな拠点へ

国際会議観光都市認定

出展:国土交通省 観光庁

国際会議観光都市とは、国際的な会議を開催できる都市として観光庁の認定を得るものです。審査では「国際会議を開催できる規模のコンベンション施設がある」「宿泊施設がある」「観光資源がある」「主要施設に外国語表記がある」などの様々な要件があり、総合的に判断されました。

福島市が2025年3月19日に認定となったことで、日本政府観光局(JNTO)のリストに55番目の都市として加わり、日本全体のプロモーションの一環として世界に発信されていきます。

この認定を受け、今後は特に「MICE(マイス)」と呼ばれる分野の発展が期待されます。MICEとは、Meeting(会議)、Incentive(報奨・研修旅行)、Convention(国際会議)、Exhibition / Event(展示会・イベント)の頭文字を取ったものです。

※イメージ画像

MICEを誘致することで、数百人~数千人単位のビジネス関係者や研究者が福島市を訪れ、宿泊・飲食・観光などの需要が増えるため、地域経済の成長につながります。

福島市では令和4年度からこのMICE誘致に積極的に取り組んできましたが、今後はJNTOと連携した誘致活動が可能になり、より多くの国際会議を福島市に呼び込むチャンスが広がるのです。
このように、MICE誘致の推進により、福島市の知名度向上や観光産業の発展が期待されます。

3月19日の国際会議観光都市認定式に参加してきました

国際会議観光都市認定
3月19日に市役所にて国際会議観光都市認定式が行われ、国土交通省東北運輸局 川﨑博 局長から木幡浩 福島市長へ認定書が交付されました。

国際会議観光都市認定

福島県内初の認定ということで、今後一層、東北運輸局と福島市の連携を強化し、東北・福島への旅行者の拡大を図っていくことが発表されました。

以下、川﨑局長からのコメントです。

国際会議観光都市認定

川﨑局長:
福島市には、全国的に知名度の高い飯坂温泉、土湯温泉、高湯温泉などの温泉地があり、さらに花見山の桜や、桃をはじめとした果物など、多くの魅力ある観光資源が揃っています。吾妻山麓エリアでは、日本三大五葉松である吾妻五葉松や地元の蔵元を巡るツーリズムなど、福島市でしか味わえない観光を展開しております。
2024年の福島県への外国人旅行者数は、コロナ禍前の2019年と比べて1.6倍に増え、過去最多となりました。2026年度には福島県で大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」が始まり、今後ますますインバウンドの増加が期待されています。
国際会議観光都市として認定されたことで、今後福島市のより国際的な知名度の向上、発展につながるものと考えております。

川崎博局長のコメントを受け、木幡市長からもこのようにお話がありました。

国際会議観光都市認定

木幡市長:
認定いただき大変うれしく思っております。
国立の福島大学、県立医科大学を有する福島市では、学会のニーズが非常に高く、とりわけ原発事故・放射線関連の学会が多数開催されています。2012年以降、県全体で115件の国際会議が開かれておりますが、そのうちの39件は福島市開催で、県内最多となっています。
福島市から浜通りへの観光や視察(エクスカーション)も多く見られています。まさに福島市が浜通りへの玄関口としての役割を担っているのです。
現在、福島駅前の再開発が進んでおり、2029年にコンベンションホールが完成予定です。その際には、大規模な国際会議やイベントの開催がさらにスムーズになり、福島全体の魅力を世界に発信できると考えています。

国際会議開催で福島市の魅力を世界へ発信!

福島市が国際会議観光都市に認定され、福島駅東口再開発で整備が進むことで、今後一層MICEの誘致が加速すると見込まれています。それにより、福島市の観光や宿泊などの地域産業が盛り上がり、観光資源や魅力が国内外に広まる機会が増えることも期待されています。

今後の福島市の発展に、ますます注目が集まりそうですね。

齋藤幸子(さいとうゆきこ)

レギュラーライター

齋藤幸子(さいとうゆきこ)

2010年に福島市に転入。WEB制作会社→銀行窓口業務→大学広報補佐を経験。2児の子育てをしながら、2019年より「福島に移住・転入した女性が、福島の暮らしの情報を発信するサイト tenten」でライター活動をはじめる。現在はフリーライターとして各種WEB媒体で執筆中。主に地域情報や生活情報の発信を行ってきたが、観光ノートのライターになり取材記事の沼にハマる。写真撮影、画像編集、マップ作成なども行う。

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