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福島・高湯温泉の極上宿「安達屋」｜大人だけが味わえる癒しの隠れ宿
囲炉裏で堪能する創作和食、源泉かけ流しの硫黄泉、和モダンなラウンジ！ 心を解きほぐす贅沢な時間
奥州三高湯に数えられる秘湯、高湯温泉。標高750mの山間にひっそりと佇み、開湯400年以上の歴史を誇るこの福島市の温泉地は、全国でも珍しい高濃度の硫黄泉が湧き出ることで知られています。
今回ご紹介する宿は、そんな高湯温泉の魅力をより深く堪能できる「安達屋（あだちや）」です。
時代の変化に合わせて日々進化し続けるこのお宿は、伝統的な和の趣に洗練された優雅さを加えた、まるで別世界のような空間。中学生以上から宿泊可能な大人だけの隠れ宿であり、細やかな気配りと磨き上げられたサービスは、まさに大人のための極上の時間を堪能することができます。
今回は、そんな「安達屋」の魅力をたっぷりとご紹介します！
趣異なる2つの贅沢ラウンジ
安達屋には、宿泊者が誰でも利用できるラウンジが2つあります。それぞれ異なる魅力を持ち、旅のひとときをより特別なものにしてくれます。
和の趣とぬくもりに包まれるラウンジ「灯（ともしび）」
館内に一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるロビーラウンジ「灯」。和モダンなインテリアが特徴の落ち着いた空間で、中央には古き良き日本の面影を感じる大きな囲炉裏があります。
年季の入ったアンティーク家具や磨き上げられた木の梁が歴史の深みを演出し、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気です。
洗練された寛ぎのラウンジ「Hêtre（エートゥル）」
2024年に新設されたラウンジ「Hêtre」は、フランス語で「ブナの木」を意味し、安達屋裏手に広がるブナ林にちなんで名付けられた、温もりを感じることができる心地よいラウンジです。
「灯」とは対照的に、モダンで洗練されたデザインで、開放感のある高い天井と大きな窓がリラックスした雰囲気を演出します。ラウンジの中央には暖炉があり、揺らめく炎が幻想的な雰囲気を醸し出します。さらに、デザインの異なるソファが並び、好きな場所で思い思いに寛げるのも魅力です。
ラウンジでは、こだわりのコーヒーや紅茶を自由に楽しめるほか、15時～18時のアペリティフタイムには、夕食前に食欲を促すようなスパークリングワインやビールなどの日替わりの食前酒やおつまみを。19時～22時のバータイムには、ゆっくりとお酒を嗜めるウイスキーやワインなどの食後酒を無料で楽しむことができます。
夕食前後のひとときを、贅沢なドリンクとともに過ごせるバーラウンジは「安達屋」ならではの魅力となっています。
伝統の温泉文化 × 現代のニーズに応える安達屋名物の温泉
高湯温泉は、高濃度の硫黄を含む贅沢な源泉かけ流しの湯が特長です。乳白色に輝くなめらかな湯は、肌を優しく包み込み、美肌効果や血行促進などの効能を持つとされています。古くから湯治場として親しまれ、多くの人々に癒しを提供してきました。
安達屋の温泉も、開放感と心地よさを追求した温泉宿として長年多くの人々に愛されてきました。さらに、現代のニーズに応えるため、2023年から大規模なリニューアルを実施中です。
大露天風呂「大気の湯」は、従来の一部混浴を廃止し、東西に分かれた専用エリアへと改修。2023年12月には、開放感あふれる「大気の湯・東」がオープンし、2025年春には西側露天風呂と大浴場も完成予定です。
浴槽の深さを均一にすることでどの場所でも快適に浸かれる設計への変更や、内湯と露天風呂、ラウンジへの動線の見直しなど、より安心して温泉時間を堪能できるようになります。
また安達屋には、追加料金なしで利用できる貸切露天風呂も2つ用意されています（時間帯によって予約制、自由制あり）。
貸切露天風呂「薬師の湯」
四季折々の風を感じながら源泉かけ流しの硫黄泉を独り占めする贅沢は、まさに極上の時間。日常の慌ただしさを忘れ、心ゆくまで温泉を満喫したい方におすすめです。
囲炉裏を囲む贅沢な食体験
安達屋の夕食は、全席に趣ある囲炉裏がある個室、または半個室の空間でいただきます。
メニューは、厳選した食材を使った創作和食のコース料理。旬の山の幸や川の幸もふんだんに楽しめます。じっくり炭火でじっくり火を通すことで旨みを引き出すなど、食材の持ち味を最大限に活かした料理が並びます。
この食事をさらに特別なものにしてくれるのが、囲炉裏を使った調理体験です。焼き上がるまでの時間もまた贅沢で、炭火の温もりを感じながら、ゆったりとしたひとときを過ごすことができます。
安達屋では、料理とワインや日本酒のペアリングにも深いこだわりがあります。総料理長は「ソムリエ」と「唎酒師」の資格を持っており、囲炉裏で焼く季節の食材を使った夕食に合わせて、料理との相性を考え抜いたワインや日本酒を提案してくれます。
飲み物ごとに最適な器にもこだわり、五感で楽しむおもてなしを提供しています。
朝食は、和食を中心にしつつ、一部洋の要素も取り入れた、ボリュームたっぷりのメニュー。御膳形式で提供され、白米のほかお粥を選べるなど、自分好みにアレンジしながら楽しめます。さらに地元福島の特産品や郷土料理も取り入れ、土地の恵みを存分に味わえるのも魅力のひとつです。
和の趣と現代の快適さが融合した客室
2024年6月に誕生した、福島市街を望むコンフォートツインタイプの客室
和の趣を大切にしながらも、現代的な快適さを取り入れた空間が魅力の安達屋。旅館の定番である座布団をあえてなくし、全室にソファや椅子を備えることで、畳に不慣れな方でもくつろげるようにと配慮されています。客室は用途に応じた多彩なタイプがあり、それぞれのスタイルに合わせた滞在が楽しめます。
スタンダードルームにはソファとリクライニングチェアが備え付けられ、コンパクトながらも快適な滞在が可能です。また、洋室ツインルームはベッドでの滞在を好む方におすすめ。より広々とした空間を求める方には、10畳のコンフォートルームや、リビング付きのデラックスルームもあり、ゆったりと贅沢な時間を過ごせます。
ほかにも2024年に新登場した、和の趣と現代的な快適さを追求したデラックスタイプのお部屋や、福島市街を望むことができるツインベッドルームなど、多彩な客室タイプが用意されています。
贅沢の追求！ 非日常が待っている「安達屋」
伝統の温泉文化を大切に守りながらも、時代の変化に合わせて進化を続ける「安達屋」。訪れるたびに新たな魅力が加わり、常にお客様に寄り添ったより良い滞在を提供しています。
昔から変わらない心からのおもてなしと、自然に包まれた癒しのひととき。歴史と革新が織りなす特別な空間で、心と体をゆっくりと解きほぐす贅沢な時間をお過ごしください。
※掲載写真の多くは安達屋よりご提供いただきました
