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福島市でロケ地めぐりを楽しもう!Netflix映画『Demon City鬼ゴロシ』Part1-福島駅周辺-

福島市のロケ地やロケの裏話をお伝えします!

俳優の生田斗真さん主演のNetflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』が、配信直後のNetflix週間ランキングTOP10で国内外問わず上位に入りました!
ご覧になった方は、田中監督をはじめ作品に携わったすべての方々の魂がこもった『Demon City 鬼ゴロシ』の世界に魅了されていることでしょう。

今回の記事は、一昨年の9月から複数回に渡り撮影地を探すロケーション・ハンティング(ロケハン)と、福島市でのロケ本番に立ち会わせていただいた福島市ロケツーリズム推進会議のメンバー金澤が、『Demon City 鬼ゴロシ』のロケ地「FUKUSHIMA CITY」でのロケ裏話やグルメ情報を交えながら、ロケ地の楽しみ方を2回に分けてご紹介いたします。

すでにご覧になった方は、監督の想いやメッセージ、ロケ地の裏話を踏まえてもう一度配信を観ていただくと、また違った見方ができるかもしれません。ぜひリピート視聴していただき、福島でのロケ地巡りもお楽しみくださいね!

福島市ロケツーリズム推進会議
福島市でのロケがスムーズに行われるよう、福島市のロケーション紹介やロケハンの同行、市有公共施設への撮影申請補助、エキストラ紹介などさまざまなロケ支援を行っています。

震災を風化させない監督の想いとやさしさ

『Demon City 鬼ゴロシ』の撮影にあたり、田中監督自ら、複数回に渡り福島へ足を運んで、ロケ地を選定してくれました。

「福島で撮影をしたい」という監督や制作スタッフの皆さんの強い想いを受け、私も「ぜひ福島で撮影してほしい」との想いでロケ支援をさせていただきました。

ロケハン時は震災の話題に触れることはなく、いちロケ地として撮影場所を探していらっしゃいましたが、福島で起きた事と同じことが決して世界中で繰り返されないよう、風化させずに世界に向けて、次世代に向けて、作品の中にしっかりとメッセージとして残してくださっていることを知り、田中監督の並々ならぬ想いとやさしさを痛感しています。

福島でロケハン中の田中監督とスタッフの皆さん

作品は、圧倒的なバイオレンスと手に汗握る白熱のアクションシーン満載ですが、ロケ現場では俳優さんたちも制作スタッフの方々も、福島市の事業者さんや住民の方々を見やすい場所で見学させてくれたり、撮影をしていない時間は地元の方々とお話ししたりと、福島の方々がロケを楽しめるように配慮してくださり、優しさにあふれたとても和やかな現場でした。

Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』のロケ地決定に至るまで

みなさんは映画やドラマのロケ地がどのように選ばれているかご存じですか?
Netflix映画『Demon City 鬼ゴロシ』のように、舞台が架空の街という設定の場合、原作や脚本のイメージに近い場所を探していくところから始まることが多いようです。

今回の撮影では、2023年9月に福島市に最初のコンタクトをいただきました。その前から制作担当者は地の利のない福島に来て、田中監督が思い描くイメージを映像化するために、スマホを片手に情報を収集しながらくまなく見て歩くという、途方もないロケ地探しをスタートしていました。

最初に私たちにオファーをいただいたのは「手すりがなく人けのない神社」と、「上から監視や襲撃ができそうな建物」を探すミッションでした。神社は各町内で管理して祀っているため、探すのは一苦労。

「上から襲撃できそうな場所」は、福島市のシンボルである信夫山ガイドセンターに相談。「ここの建物は自由に撮影ください。銃撃戦もぜひやっちゃってください! ここで撮影していただけたら嬉しいです!」と、センターの方々が大変協力的に相談に乗ってくれました。

続いて頂いたミッションは「築年数が経っているビル」。このご相談には、県庁通りにお店を構える眼鏡店・オプティカルヤブウチの薮内さんが、ビルや商店街を案内してくれました。

人けのない神社を探す

「上から襲撃できそうな場所」を探す

県庁通り商店街をロケハン

最初にロケハンで伺った際には「なんだか怪しいのが来た?」と訝しがられることも。制作担当者はとてもていねいに、それでいて熱心に、半年ほぼその地域に住んでいるぐらいの頻度で滞在され、根気強く説明を続けて地元の方々の協力を仰いでくれました。

映像イメージを考えている制作担当者

ロケ地を確認する制作担当者と福島市役所職員

いくつか目星がついてくると、今度は制作陣が数名でロケハンに。監督自らも福島へ足を運んでくださり、一緒にロケ候補地をまわりました。

写真で見るのと実際に足を運んで見るのとでは違い、脚本のイメージよりも規模が大きすぎたり、外の景色が鮮やかだったりと、印象が変わって見えることもしばしば。原作や脚本の世界観を壊さないよう、特に色使いにこだわりを持ってロケ地を選定されているのがとても印象的でした。

監督ロケハンの様子

部屋から見える外の景色もチェック

一切の妥協を許さず、イメージに合うロケ地を本当に細やかに探して、候補に挙がる場所を一つひとつつぶさに確認していました。そのため、最終的に採用にならないロケ候補地もたくさんありましたが、採用にならなかった地元の事業者の方々も「福島市に映画が来るなんてドキドキですね!!! 頑張ってください!!」と興奮冷めやらぬ高揚感に包まれ大変喜んでいました。

映画やドラマは、このように制作陣営の方々の並々ならぬご尽力と、ロケ地候補に挙がったロケの地元の方々の協力があって、素敵な世界観が作り上げられていくのですね。

福島駅東口周辺で撮影があった場所はココ!

たくさんのロケ候補地の中から『Demon City 鬼ゴロシ』のロケ地になった福島駅周辺エリアは「中央通り」と「新町ビル街」です。
地図のガチンコマークがロケエリアに選ばれました。

地図でわかるように、飲食店がひしめく道路を利用して撮影を行ったため、事業者の皆さんや住民の皆さんの協力なくしては成しえなかった福島市ロケ。

制作担当者が何度も足しげく通って地元の方々と信頼関係を構築され、「ロケでご迷惑をかけたり、お世話になる福島市の事業者さんたちに少しでもお金が落とせるように」と、ロケ期間中のロケ弁をエリアにあるお店に依頼してくださいました。

半年間、細やかに動いてくださった制作陣営のお気遣いに、福島市内の事業者の皆さんも「撮影に協力したい」と、制作の皆さんと一体となってロケに挑みました。

新旧のお店がひしめくクールなスポット“新町ビル街”がロケ地に!

福島駅東口から文化通りを目指し、文化通りを150ⅿほど進んで左折すると、60年前の日本にタイムスリップしたかのような佇まいの路地が現れます。
この場所が、福島市民からも愛される飲食店が立ち並ぶ“新町ビル街”です。

パセオ通り側の文化通り入口

通常時の新町ビル街

ロケ時には、道路を交通規制して昼と夜に撮影が行われました。最初はロケと言われてもピンとこなかった新町の事業者の皆さんも、実際にロケ本番を目の当たりにすると「私も死体役としてそのへんに転がして~!」と大盛り上がり!!

ロケを行った新町ビルの階段踊り場

築60年以上経過している新町ビル

新町ビル街にお店を構える「のみくいだいじょうぶ」は、前田美豚の生姜焼きと、自分で養鶏もされている比内鶏の卵を使った卵焼きのお弁当をロケ弁で提供してくれました。素材にこだわったお弁当は大人気で、お弁当の記録写真を撮る時間もなかったほど、あっという間に撮影クルーの皆さんのお腹を満たしてくれました。

このお弁当はロケ時の特別メニューでしたが、お店で通常出しているラーメンは、同じ前田美豚を使ったチャーシューと、自社養鶏場で育てた比内鶏のスープ。福島の内池醸造で作っている醤油を使った比内鶏のスープは、昔ながらのあっさりと雑味がないおいしさで、透き通ったスープをすべて飲み干しても罪悪感がない優しい味わいです。

11時30分~13時頃まで(スープがなくなり次第終了)のランチタイムはラーメンのみの提供。夜はリーズナブルな焼き鳥などのコースが要予約で楽しめます。

赤ちょうちんが点灯している時が営業中

比内鶏のスープと前田美豚のチャーシューラーメン800円

新町ビル街にある「焼丸-YAKIMARU-」の奥様は、なんとジュニア時代から生田斗真さんの大ファンで、ファイルに写真の切り抜きをきれいに保管していたほど。まさか自分のお店の目と鼻の先に、生田斗真さんご本人がいらっしゃるとは夢にも思わなかったと大感激!

「店の外もバンバン汚していただいて、うちの水道もぜひ使ってください!」と撮影に全面協力してくれました。制作の皆さんのお計らいで、焼丸さんへのサプライズもあったんですよ! 大興奮のロケ時の裏話は、ぜひお店で聞いてくださいね。

装飾開始時の様子

本番直前の様子(画面右側が焼丸店舗)

撮影時、営業規制エリアにならなかった「鳥政」は、福島市では知らない人がいないほど有名なホルモン焼きの人気店。数か月先の予約も取りにくいほどのお店のため、ロケ当日も予約のお客様で満席状態。撮影に混乱をきたさないようにと、店主がお客様に撮影の説明をするなど協力してくれました。

ロケハン時から、照明をどこから当てたらよいかなどの相談にも乗ってくれました。

鳥政の赤い看板は昔から福島市民を見守って来た

一度食べたらやみつきになるモツ

撮影の約2か月前にオープンしたばかりの新店舗「酔ってってなおみ」もロケに加わりました。最初のロケハンの時はテナント募集中だったため、壁面も汚れた状況で「イメージにピッタリ!」とロケが決定したのですが、1月中旬に監督ロケハンで新町ビル街に伺ったところ、なんと外壁が美しい白壁に変わっており、制作担当者と私たちの顔は真っ青に……。

しかし、事情を知ったなおみさんは、美しく塗装したばかりの白壁への装飾を許可してくれ、さらにはファンの方が配信後に楽しめるようにと、映画用に装飾された壁面を昨年3月のロケからずっと保存し続けてくれました!

ロケハン時の様子

ロケ時はここまで本気の装飾に

「酔ってってなおみ」のロケ弁は、春の訪れを感じさせるふきのとうの天ぷらやだし巻き卵など、やさしく温かい手料理が並び、「季節を忘れがちだけど、このお弁当で春を感じることができました!」との声をいただきました。

人気店のため、お店に行く前に予約することをお勧めします。ロケ時の世界観そのままの姿を残すお店の壁面をご覧いただき、ロケのお話やお食事をお楽しみくださいね!

ロケ後も養生しながら壁の装飾を残してくださっている

酔ってってなおみロケ弁

ロケ弁

新町ビル街でのロケは、事業者の皆さんの協力なくしては本当に成しえませんでした。

ご紹介したお店以外にも、新町ビル街にある「スナックかげろう」のマスターに大変お世話になりました。
ロケで落書きをすることで、ロケ後に落書きが増えるのではないかという地元の方々からの懸念もありましたが、作品や俳優のファンの方々に来ていただいて、昔のように新町界隈が賑わってくれたら嬉しいとのオーナーの想いから、新町のお店の方々に撮影協力を仰いでくれたり、階段踊り場の装飾や、部屋の中の撮影も快諾してくれました。

ここは実際に住んでいる方や営業している場所となりますので、見学は階段の手前や各店舗の外壁をご覧いただくにとどめ、マナーを守ってお楽しみいただけましたら幸いです。

新町ビル街のお店は常連さんじゃないと一見入りにくいかもしれませんが、皆さんとても気さくな方々で、温かく迎えてくれますよ。
新町ビル街のロケ地で、美味しいグルメとお店の方々とのロケ話をぜひお楽しみください。

撮影クルーもビックリ‼ 福島駅前の中央通りを利用して撮影

こちらの中央通りは国道13号線に隣接する路地で、JR福島駅東口からすぐの飲食店がひしめく場所です。こちらを前日の午後から装飾し、撮影をしました。

中央通りのシーンは、映像にすればほんのわずかな時間なのですが、「少しでも違和感が出てしまうと、映画を観ている方が急に現実に引き戻されてガッカリしてしまうから」と、美術班の方々がこれでもかと言わんばかりの汚れた街並みを再現していて、本当に圧巻の装飾っぷりでした!

美術班だけでのロケハンもあり、装飾を作り込むために、壁のサイズや自動販売機の高さなど、町にあるさまざまなもののサイズを細かくチェックしていました。
電柱の番地を示す標識の色は、色見本を取り出して同じ色を探す手の込みよう。気が遠くなるほど細やかな作業です。

美術班の皆さんのこうしたお仕事が、映画の世界観をしっかりと作り上げて美しい映像に仕上げているのですね。どのあたりのシーンで使われた場所なのか、ぜひもう一度目を凝らして作品をご覧になってみてください。

ロケ本番の前日から、多数の行方不明者の張り紙やステッカーが中央通りの壁やお店のシャッターなどあちこちに貼られ、ゴミや不法投棄の品々を装飾するなど、雪が降りしきる極寒の中で撮影の準備が進められていきました。

そんな中、壁をじっと見つめて立ちすくむ3人組の男子高生の姿が。「映画の撮影で装飾しています」とお伝えしたところ「映画⁈ よかったー! 福島市でこんなに人が行方不明になっているのかと思ってビックリしてたんです!!!」と安堵の笑顔を見せてくれました。

車で通りすぎるだけのシーンでしたが、高校生たちが信じ切ってしまうぐらい本当にリアルな装飾で、美術さんたちのプロフェッショナルな仕事ぶりに地元の方々も驚愕しきりでした。

すべて映画のセットや小道具

高校生3人組が立ちすくんで眺めていた掲示物

 

中央通りにある福島市の老舗菓子店の中野屋菓子舗さんは、ロケで奮闘されている俳優の皆さんや制作スタッフの皆さんへ、地元で大人気の豆大福といちご大福を差し入れしてくれました。甘~い差し入れを見た撮影クルーの皆さんのテンションが爆上がり!

「お店の前を撮影でご迷惑をおかけしているにも関わらず、差し入れまでしていただくなんて……」と、中野屋さんのおもてなしに皆さん大変喜んでおられました。

ロケ時に差し入れをいただいた際の様子

夜の中野屋菓子舗

駅前の繁華街に店を構える「中野屋菓子舗」は、22時まで営業

市民が愛してやまない信夫山もロケ地に!

福島駅から徒歩30分ほどの市街地の真ん中に、信夫山(しのぶやま)と呼ばれる市民に親しまれている山があります。
この山中にある羽黒神社には12mの大わらじが奉納されており、江戸時代から400年以上続く「暁まいり」という伝統行事は、健脚や縁結びのご利益があるとされ、市民からの信仰も厚い山です。

この信夫山の第三展望デッキで撮影がありました。

第三展望デッキは冬場は閉鎖されてしまいますが、3月末には再開通するので、ぜひ再開通のタイミングで登ってみてください。
福島駅から徒歩30分ほどで信夫山へ向かうことも可能ですが、周遊には2時間ほど見ていただければと思います。福島駅や美術館などに置いてある電動アシスト付き自転車を有料で借りることもできますよ。

福島駅東口バスターミナルから出ている福島交通の市内循環バス「ももりん1コース」で福島テレビ前下車か、タクシーで向かうこともできますが、いずれにしてもお時間に余裕がある方にお勧めのロケ地です。

「市街地が一望できる夜景が見える場所」の依頼で、ロケハン時に監督を信夫山の展望台にご案内した日は、真っ白く濃い霧に包まれるというかなり珍しい状況に。ここでも制作担当と顔面蒼白状態でしたが「普段はこう見えます!」と事前に撮影しておいた写真を田中監督に見ていただき、なんとかロケ地決定となりました。

ロケ当日は果たしてどんな画が撮れたのでしょうか? こちらもぜひ映画でご確認ください!

監督ロケハン時の様子。この後どんどん霧が濃くなり真っ白に

ロケハン時に「銃撃戦でもなんでもやっちゃってください!!」とご協力くださった信夫山ガイドセンターにもぜひお立ち寄りくださいね。信夫山を知り尽くしたガイドの方々が、楽しみ方をレクチャーしてくださいますよ。

お昼や夜の休憩場所は、飲食店が入るパセナカミッセ

福島駅東口から徒歩5分ほどの場所にあるパセオ通り。その中腹にあるパセナカミッセ1階の多目的ホールを、衣裳部屋や休憩所として早朝から深夜までご協力いただきました。

ジューススタンド

撮影クルーに福島市名物を差し入れ

「蛇口から桃ジューススタンド」もパセナカミッセの休憩場所に特別に設置し、出演者の方々やスタッフの皆さんに楽しんでいただきました! 蛇口から桃ジュースが出てくるという夢のような光景に皆さん大喜び、飛び切りの笑顔でした!

この日はあづま果樹園さんの100%桃ジュースで、「え?! めちゃくちゃ美味しい!! 桃そのもの!!!」と皆さん驚いていらっしゃいましたよ。

福島市民は慣れ親しんでいる桃ジュースですが、実はコレとっても贅沢なことで、産地以外で桃100%のジュースを手に入れるのは難しいらしいです。

地元で人気の豆大福や旬の苺大福、桃ジュースと、「撮影で来たのに観光しに来たみたいで最高!!」と皆さん口々におっしゃっていました。

お土産でも人気だった缶の桃ジュース「桃の恵み」を使ったドリンクは、パセナカミッセの2店舗で提供されています。ぜひ出演者やスタッフの皆さんが召し上がった桃ジュースの味をご堪能ください。

パセナカミッセ2階にあるROOM CAFE店内

桃の恵みを使った桃のドリンク

「ROOM CAFE」のオーナーは、なんと福島県に移住した現役の女優さん。ぜひ映画の応援や、作品のファンの方に楽しんでいただきたいとのことで桃のドリンクを提供しています。

そのほかにも福島産の食材を使った食事メニューも提供しているので、カフェタイム以外にもランチやディナーで美味しいお食事メニューも楽しめますよ。ランチタイムはお子様連れのママさん達にも人気のカフェ。幅広い世代に愛される癒しの空間で、至福の一杯をぜひお召し上がりください。

スペインバルカメレオンの店内

今年から桃のドリンクが3種類に!

今年の3月1日でオープンから14年を迎えた「スペインバル カメレオン」は、福島産のフルーツや野菜もふんだんに使い、絶品パエリアなどスペイン料理を提供する大人気店。こちらは以前から旬の時期に桃のサングリアを提供していて人気メニューでしたが、3月1日から通年で桃ドリンク3種を提供することに! いつでも桃のドリンクを楽しめちゃいますよ。(お子様や運転される方はノンアルのサングリアにしてもらえます)

大変な人気店のため、ランチの時間帯はお時間に余裕を持って、夜はご予約をお勧めいたします。

福島駅エリアロケを支えてくださった方々

新町ビル街にも近い文化通りにあるゲストハウス「La Union」は、オーナーがかつて映画関係の仕事もしていたことからロケハンの大変さをご存じで、制作担当の方の話を伺ってイメージに近い物件を知り合いの不動産屋さんに聞いてくれたり、一緒に街なかを歩いて探してくれたりと、とても協力的に支援してくださいました。

お店で提供している世界のグルメメニューをロケ弁として提供いただきました。宿泊もできるので、ゆっくりロケ地巡りを楽しみたい方にもお勧めです!!

La Unionのロケ弁

La Unionの入り口

福島市ロケの朝ごはんを支えた「たすパン」は、遊具がある新浜公園の目の前にあるお洒落なパン屋さん。国産小麦を使い、素材にこだわったパン屋さんで、系列の「居酒屋たすいち」とともに大人気のお店です。

ロケ時の朝食として提供された“大葉ハムロール”は通常メニューとしてお店に並んでいるので、ぜひ召し上がってみてください。ちなみにオープンの10時~11時頃が一番パンの種類が揃う時間。とにかく種類が多くて迷ってしまうほど。パン好きにはたまらないお店です。

店内飲食OK。天気が良い日はテイクアウトして新浜公園で食べるのも楽しいですね。

イートインスペース

ロケで提供された大葉ハムロール

制作会社の食事担当者がいわきの事業者さんから推薦されたのが「バン才-BANZAI-」。ロケ時は栄養バランスがとれた特別メニューを提供してくれました。提供しやすいよう細やかな心配りがすみずみまで行き届いたケータリングメニューでした。

パセオ通りにある店舗は、屋内のほかに屋外にも席があり、気分や天気に応じてお食事場所を楽しめる工夫も。美味しいメニューで撮影クルーの士気を高めてくださった「バン才-BANZAI-」のおもてなしを、ぜひお店で味わってみてくださいね。

ロケ時に提供されたアジフライ

ロケ時に提供されたルーローハン

ここまでご紹介したロケ飯を提供されているお店は、「Fukushima City ロケ地ガイド」にも掲載されています。ぜひロケ地マップをゲットして、ロケ地巡りやグルメめぐりをお楽しみください!

福島市ロケツーリズム推進会議のおもてなし

福島市役所の観光交流推進室が主軸になり、福島市観光コンベンション協会や、商工会議所、青年部、タウン誌などを手掛ける企業、映像制作を請け負う企業、映画の美術スタッフとして働いていた経験がある方などのメンバーで構成されているおもてなし部隊の面々もロケ当日に集結し、お食事提供のお手伝いや、通行人の方の安全確保などの支援を行いました。

撮影クルーの夕飯準備をする福島市ロケツーリズム推進会議メンバー

福島市ロケの間に撮休があると伺い、せっかくなら観光も楽しんでいただけたらと、パンフレットなどをご用意しました。

福島市は泉質が異なる温泉地が大きく分けて3つあり、いずれも福島駅から車で30分で行けるため、市民の方々も気軽に日帰り入浴や宿泊を楽しんでいます。そんなお話も織り交ぜながらパンフレットをお配りしたところ、皆さん興味津々。

後日談で「撮休で飯坂温泉に行ってきましたよ! すごく良い温泉でした。ラジウム卵も食べてきました!」「俺は高湯温泉に行ってきたよ! 30分で行けるのにあの秘湯っぷりはすごいね!」といった大変嬉しいご報告もたくさんいただき、撮影の合間にリフレッシュしてもらうことができました。

今回のPart1は福島駅周辺をメインにお伝えしましたので、公共交通機関で移動される方も多いかと思います。三温泉地の中では飯坂温泉が、ローカル列車の飯坂電車、通称「いい電」が約20分に1本の間隔で走っていて行きやすいですよ。

共同浴場の日帰り入浴券付きのお得な1日乗車券などもありますので、この記事をご覧くださった皆さまにもぜひロケ地巡りと温泉をお楽しみいただけたらと思います。

今回の裏話はここまで。お付き合いいただきありがとうございました! 次はロケ地巡り記事Part2でお目にかかりましょう。それではまた!

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