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祭りの情緒と温泉の癒しを満喫! 飯坂温泉「祭屋 湯左衛門」

地元食材と地酒を堪能する至福の時間

宿紹介 祭屋湯左衛門

飯坂温泉の奥地に佇む「祭屋 湯左衛門」は、大正十年創業の老舗旅館で、100年以上の歴史を誇ります。もともとは飯坂温泉の中心部にあった「厳の湯(いわのゆ)」が始まりで、その後、自然豊かな現在の地に別館「洗心園」を設立。平成8年12月に両宿を統合し、旅館を新設しました。

宿の屋号は、親しみを込めて呼んでもらえるよう「祭屋 湯左衛門(まつりや ゆざえもん)」と命名。現在では、「祭屋さん」「湯左衛門さん」と、地域の人々からも親しまれています。

今回の記事では、そんな祭屋 湯左衛門の知られざる魅力をたっぷりご紹介していきます。

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祭り情緒たっぷりのユニークな館内散策が楽しい!

宿紹介 祭屋湯左衛門
宿紹介 祭屋湯左衛門

館内に足を踏み入れると、お神輿やけんか祭りの雰囲気を伝える顔出しパネルなどが一番に目に入ります。実はこれらは地元の方の所有物で、祭りやイベントがない期間、旅館で保管・展示しているものです。飯坂の祭りを見たことがない宿泊客にも祭りの雰囲気がわかりやすいと評判なんですよ。

館内の各施設には、ユニークなネーミングがつけられています。例えば、ロビーラウンジは「囃子屋祭太郎(はやしやさいたろう)」、みやげ処は「物好屋我楽八(ものずきやがらっぱち)」、カラオケ歌処は「空桶屋舞久(からおけやまいく)」などなど。面白い名前を見つけに館内を散策するのも楽しそうですね。

そして客室にも「けんか祭り」や「花笠祭り」などの祭りの名前が付けられています。

レディースルームの「七夕祭り」は、洗面台が2台設置されているほか、メイク用の鏡台や囲炉裏風の広縁が備えられており、女性に好評です。窓の外には山や川の美しい景色が広がり、静かな時間を過ごせるのも魅力です。

宿紹介 祭屋湯左衛門

「けんか祭り」和室12.5畳

宿紹介 祭屋湯左衛門

「七夕祭り」和室10畳(レディースルーム・囲炉裏風板敷広縁付

祭屋 湯左衛門は飯坂温泉の奥まった場所にありますが、福島交通飯坂線の飯坂温泉駅から無料の送迎バスが出ているので、アクセス面でも安心です。チェックイン時間から夜20時半頃まで、翌朝は7時半からチェックアウト時間まで、お一人から利用が可能です。

地元の味覚を堪能する贅沢な食事

宿紹介 祭屋湯左衛門

夕食の一例

宿の食事には、地元や福島県産の食材がふんだんに使用されています。夕食のメインは、福島のブランド牛「福島牛」の鍋料理や、福島の郷土料理として知られる料理長特製の「いかにんじん」も味わえます。

宿紹介 祭屋湯左衛門
宿紹介 祭屋湯左衛門

食事と一緒におすすめしたい日本酒は「摺上川」です。このお酒は、福島市唯一の酒蔵「金水晶酒造店」で醸造された、オール福島市産の地酒なんですよ。

宿紹介 祭屋湯左衛門

朝食の一例

朝食には、地元・飯坂町の「管金商店」のラジウム玉子と、会津産のコシヒカリを提供。お米の美味しさが評判で、ラジウム玉子は館内のみやげ処でも購入できます。
食事の提供方法は、部屋出し、個室、大広間のプランがあるので、スタイルに合わせてお選びください。

美肌の湯に浸かる至福のひととき

宿紹介 祭屋湯左衛門
宿紹介 祭屋湯左衛門

祭屋 湯左衛門の温泉はアルカリ性単純温泉。人の肌の成分に近いことから「美肌の湯」として知られています。
露天風呂には、檜風呂や岩風呂、寝湯など、さまざまな種類の湯船があります。冬には雪見風呂も楽しめ、四季折々の自然を感じながら贅沢な時間を過ごせますよ。

内風呂は24時間利用可能で、湯温は41℃と比較的ぬるめに設定されているところもポイント。飯坂温泉といえば熱い湯が特徴ですが、「熱すぎると入れない!」という方にも好まれているそう。

平日の11時以降は、4時間のデイユースプランも利用可能で、Wi-Fi完備なのでワーケーションにも最適です。

旅人との心温まる交流を大切に

お話を伺った代表取締役の柳沼光貴さんは、祭屋 湯左衛門の女将と結婚後、前職の住宅販売の営業マンから旅館業へと転身しました。

そんな柳沼さんは普段から、海外からの観光客に「どこから来て、どこへ行くの?」「なぜ当宿を選んでくれたの?」などと話しかけ、コミュニケーションを大切にしているといいます。話を聞くと、「ホームページで見た屋台や提灯が印象的だった」「traditional(伝統的)」といった声が聞かれるそう。和のイメージが海外のお客様に人気なのですね。

宿紹介 祭屋湯左衛門
宿紹介 祭屋湯左衛門

柳沼さんは三味線を習っており、同じ飯坂温泉の「ほりえや旅館」の和田一成さん、穴原温泉「吉川屋」の畠正樹さんとともに、平成22年に三味線ユニット「飯坂だ♨️べした~ず」を結成。民謡の歌い手に福島大学生の猪股美智子さんを招き、音楽イベントや団体客向けに演奏を披露しています。

柳沼さんは「飯坂温泉には『飯坂小唄』があり、福島市には作曲家・古関裕而氏による『福島小唄』もある。日本の風情を肌で感じてもらえたら」と話し、日々三味線の練習を重ねています。

祭屋 湯左衛門でも、主に海外からの宿泊客に向けて三味線を披露することもあるそう。もし宿泊中に三味線の演奏を聴けたらラッキーですよ。

温泉情緒と祭りの活気が共存するこの宿で、心癒される特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

祭屋 湯左衛門の基本情報

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齋藤幸子(さいとうゆきこ)

レギュラーライター

齋藤幸子(さいとうゆきこ)

2010年に福島市に転入。WEB制作会社→銀行窓口業務→大学広報補佐を経験。2児の子育てをしながら、2019年より「福島に移住・転入した女性が、福島の暮らしの情報を発信するサイト tenten」でライター活動をはじめる。現在はフリーライターとして各種WEB媒体で執筆中。主に地域情報や生活情報の発信を行ってきたが、観光ノートのライターになり取材記事の沼にハマる。写真撮影、画像編集、マップ作成なども行う。

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