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NHK「定禅寺しゃべり亭」で俳優・中村蒼さんが朝ドラ「エール」を語る!
福島市出身の作曲家・古関裕而がモデルの朝ドラ「エール」の足跡を巡ってみよう
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こんにちは! 観光ノート編集部・横山です。
観光ノートをご覧になっている皆さんは「大好き 東北 定禅寺しゃべり亭」というテレビ番組をご存じですか?
毎週土曜日のお昼に東北地方のNHK総合で放送されている、東北ゆかりのゲストがここでしか聞けないローカルな話題を生放送でしゃべり尽くすトーク番組です。
2025年2月8日(土)放送回に俳優の中村蒼さんが出演し、朝ドラ「エール」での撮影秘話や、現在出演中の大河ドラマの役作りについて話していましたね!
2025年3月30日はエール放送から5年の節目
2020年上期の連続テレビ小説「エール」は、福島市出身で昭和を代表する作曲家・古関裕而氏をモデルに作られました。主人公の作曲家・古山裕一役を俳優の窪田正孝さんが演じました。
2025年3月30日で放送開始日から5年を迎えます。これまで福島市では、朝ドラ「エール」放映を契機としたまちづくりを進め、古関裕而メロディが車内で流れる市内循環バス「古関裕而メロディバス」を走らせたり、古関裕而氏にちなんだ音楽祭を開催しています。
福島駅周辺に残る「エール」と古関裕而氏の足跡を巡ってみよう
2月8日放送回でも紹介された「エール」と古関裕而氏の足跡を巡ってみましょう! 街を歩けば、力強く心地よい古関メロディが聴こえてきますよ。
① 古関裕而モニュメント
福島市名誉市民第1号である古関裕而氏の功績と栄誉を讃えるため、JR福島駅東口駅前広場にモニュメントが設置されました。毎日8時から20時まで、30分ごとに古関メロディが流れます。
② JR福島駅東口の地下通路
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福島駅東口から延びる地下歩道の階段には、古関メロディにちなんだデザインアートが施されています。階段を降りるとストリートピアノが設置されていて、その音は地下道に反響して余韻が美しく残ります。
③ 福島市街なか交流館
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「古関裕而のまち ふくしま」PRコーナーや、朝ドラ「エール」の再現セットや小物が展示されている常設展示スペースです。福島駅東口正面のメディアシティ・エスタビル地下1階にあります。
「エール」の中で中村蒼さんが演じた、裕一の幼なじみで作詞家の村野鉄男が働いていた「おでん屋」の屋台再現セットも展示されています。実際に座って楽しむことができるんですよ!(※食事はできません)
さらに展示の中には、中村蒼さんのサインとメッセージも!
「いつか、また福島を舞台にした作品に関われるように頑張ります。」というメッセージは、演技に対してストイックで謙虚な中村さんの姿勢がうかがえますね。
④ 古関裕而生誕の地 記念碑
古関裕而氏は、明治42年8月11日に福島市大町「喜多三(きたさん)呉服店」の長男として生まれました。生家跡(現在のSMBC日興証券福島支店前)には記念碑があります。9時、12時、15時の3回「さくらんぼ大将」「とんがり帽子」「阿武隈の歌」が流れます。
福島市には、このほかにも古関裕而氏のゆかりの地がたくさんありますよ! 詳細は、福島市役所ホームページで確認できます。
「エール」や古関裕而氏にちなんだお土産品
① がんばれ茶/ふくしま発玄米ほうじ茶(松北園茶舗)
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レトロなパッケージが目を引く「エール」のタイトルにちなんだ抹茶入煎茶「がんばれ茶」と、古関メロディを聴かせながら焙煎した玄米ほうじ茶。ティーパックなので使いやすくお土産にも喜ばれます。
② エールコーヒー(せいざん)
福島県の浜通り・中通り・会津地方それぞれの地域ならではのイラストをあしらった、3つのテイストが楽しめるカップオンのドリップコーヒー。パッケージは朝ドラ「エール」をイメージしたカラフルな色合いで、福島のお土産品やちょっとしたプレゼントに最適です。
③ 古関金子さんのメロンパン(ら・さんたランド)
古関裕而氏の妻・金子(きんこ)さんは、当時珍しかったメロンパンが大好物でした。ケーキみたいなカスタードクリーム入り黄金メロンパンは、お茶請けやお子さまへのお土産にも喜ばれています。
古関裕而氏のレガシーが息づく街
福島市には、古関裕而氏の音楽が息づく場所がたくさんあります。「エール」をきっかけにその魅力を知った方も、まだ訪れたことがない方も、ぜひ福島の街を歩きながら彼の足跡をたどってみてくださいね!
駅前のモニュメントやメロディバス、記念碑、そして「エール」の世界観を感じられる展示の数々、どこを巡っても古関メロディとともに福島の歴史や文化が感じられるはずです。
また、福島ならではのお土産も充実しています。旅の思い出に、ぜひお気に入りを見つけてください。