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【アップルホリデイ2024】りんご狩り体験 by「まるえ観光果樹園」
プロ直伝! 美味しい「サンふじ」の見分け方
福島市内がりんご一色に染まるイベント「ふくしまアップルホリデイ2024」、皆さまお楽しみいただいていますか?
福島といえば桃のイメージが強いですが、実はりんごも絶品なんです!
福島のりんごは甘みと酸味のバランスがよく、樹上で完熟させるため美味しさがギュッと凝縮しているのが特徴です。アップルホリデイ期間中は、そんな美味しいりんごを楽しめるコンテンツが市内各地で目白押し!
今回ご紹介するのは、この季節限定の「りんご狩り体験」。旬を迎えたりんごを自分で収穫してその場で食べるのはとっても贅沢で、美味しさも格別ですよ。
福島の甘くてジュージーなりんごを、ぜひご自身で収穫しながら楽しんでみませんか?
「まるえ観光果樹園」でりんご狩りを体験!
訪れたのは、福島市大笹生にある「まるえ観光果樹園」。
6月のさくらんぼから始まり、桃、梨、ブドウ、そしてりんごと、約半年間にわたり果物狩りが楽しめる観光果樹園です。
アクセスも便利で、東北中央自動車道「大笹生I.C」から車で約2分。周辺には「道の駅ふくしま」や、おしゃれなカフェもあり、ドライブや観光の立ち寄り先としてもぴったり。
現在、まるえ観光果樹園では、福島のりんごの人気品種「サンふじ」の収穫体験ができます。
赤く色づいたりんごがたわわに実る畑は、赤と緑のコントラストが美しく、写真を撮るにも絶好のスポットです。
早速、バケツとナイフを手に収穫体験してみましょう!
プロが教える美味しい「サンふじ」の選び方
さて、気になる「美味しいりんごの選び方」を教えていただきました。
どれも美味しいのは間違いありませんが、中でも「食べごろ」で美味しさがギュッと詰まっているりんごを見つけるポイントがあるんです。
まずは、色が黄色っぽくなっているものを選びましょう。太陽をたくさん浴びて育つ「サンふじ」は、熟すと地色の赤色が抜けて黄色っぽくなっていくのだそう。
さらに、食べごろのサンふじの皮は少しザラっとしているのが特徴です。逆にツルツルしているものはまだ早めとのこと。「赤くてツルツルしたものが美味しいりんご」というイメージを持っていたので、驚きでした。
りんごを収穫するときは引っ張らずに、軸が上を向くようにして、やさしくりんごを上に持ち上げると簡単に収穫できます。
表面がツルツルしたもの、ザラザラしたもの、どちらも収穫して食べ比べてみました。
ツルツルしているほうはうっすらと酸味と苦味があり、ザラザラしたもののほうがより美味しさがギュッと詰まって、甘みが強く濃厚です。
収穫したばかりの新鮮なりんごは、みずみずしい甘さが口いっぱいに広がり感動!
自分で狩り取ったりんごをその場で食べられる、最高に贅沢なひとときでした。
蜜も少し入り始めています。今年は暖かい日が多いため、蜜の入りは今後の天候次第とのこと。昼夜の寒暖差が増すと、蜜入りりんごが楽しめるそうです。
近年の温暖化に伴う気温上昇の影響でりんごに蜜が入りにくくなっていますが、福島のりんごは樹の上で完熟させるため旨味がいきわたり、甘さや風味は格別ですよ。
選べる2つの「りんご狩り」プラン
「まるえ観光果樹園」では、2つのリンゴ狩りプランが楽しめます。
1. 食べ放題プラン
大人(中学生以上)770円、子ども(4歳以上)660円で、40分間食べ放題。
自分の手で収穫して食べるりんごの美味しさは格別です。りんごの色づきや触った感触で、味の違いを比べてみるのも面白いですよ。
2. 量り売りプラン
ご自身で収穫したりんごを、1キロあたり800円で購入する量り売り。ご自宅でゆっくり味わいたい人におすすめです。
店内では、好きな品種を好きな分だけ購入できるりんごの量り売りや、「サンふじ」100%のりんごジュースなども販売中。また、贈答用の箱入りの果物も取り揃えており、発送にも対応してくれます。
2024年は、りんご狩りは12月初旬頃まで、店内でのりんごの販売を12月中旬頃まで予定しているそうです(天候やりんごの生育状況により変更あり)。
福島がりんご色に染まるこの季節、美味しいりんごを味わう贅沢な時間を過ごしてみませんか。ぜひ「まるえ観光果樹園」へ足を運んでみてくださいね!
りんごの保存方法や、食べ頃を過ぎてしまったりんごを美味しく食べきるレシピを、以下の記事で紹介しています。合わせてご覧ください。