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街なかを宇宙人が埋めつくす? 飯野町のUFOフェスティバルを観てきました
パレードあり、コンテストあり、お笑いライブあり! 満足感の高いイベントでした
2024年11月9日(土)、10日(日)の2日間、UFOの里として知られる福島市飯野町で「UFOフェスティバル2024」が開催されました。
UFOにまつわる格好をした人々が集結するこのイベント。
国内をはじめ海外からも参加者が集まり、その数なんと約4,000人!! 年々右肩上がりに盛り上がってきている、熱~いフェスティバルです。
今回、直接現地に行って、その熱気を感じてきました。
行く前は「コアな人たちが集まるコアなイベントかな……」という不安がありましたが、行ってみるとものすごく楽しく、帰る頃には「来年は仮装して参加したい!」と思っていました。
さてさて、どんなフェスティバルだったのかお伝えします。
パレード参加者の仮装をご紹介
吉本興業のタレントで福島県住みます芸人のペンギンナッツをMCに、オープニングセレモニーから始まる今回のイベント。県内外からの参加者も多くいるそうで、福島駅からシャトルバスも運行しました。
はやる気持ちを抑えて会場に到着すると、まず目に飛び込んだのが商店街に立ち並ぶ屋台を運営する皆さん。当日は屋台の方々も実行委員会の方々も仮装していて、とってもウェルカムなあたたかい雰囲気。
実行委員長・阿蘇さんに伺ったところ「普段は堅い仕事をしている人も、今日は思い切った仮装をして盛り上げています」とのこと。主催する大人が本気で楽しむ。これは楽しいイベントに違いないと期待度が高まります。
早速、皆さんが一番気になっている参加者の仮装をご紹介していきましょう。
こちらは家族4人で参加。3人のお子さんたちと参加しているのは、お母さま。防災シートを使ったシルバーのポンチョ風ユニフォームに、風船で工夫を凝らした装飾を施していました。コロナ禍に購入したというキラキラのラメマスクを使い、それぞれのカラーを上手に表現していました。
家族みんなでこの日を楽しみに作ったのかなと思うと、こちらもほっこりした気持ちに。その手間暇が素敵ですね! 背の順でゆっくり歩いている姿がとても印象的でした。
親戚関係だというこちらのお二人は、この後のコンテストにも進出していました。コンテストでは「メルヘン星から来た魔女と親戚の金星人」というコンセプトでパフォーマンス。会場を大いに賑わせていましたよ!
コンテストで会場を賑わせていたといえば、こちらの2チームも。
よく見てみると、赤ちゃん宇宙人をおんぶしている「Space 奥さま会」。
スペース星からやってきた奥さまたちですが、ステージパフォーマンスがとにかく面白かったです! お話メインのアピールでしたが「スペース星の奥さまたちも日本と同じような状況なんだな」と親近感が湧きました。皆さんの仲の良さも印象的でした。
こちらはパレード終了後の休憩中をパシャリ。ママさんバレーの集まりだそうで、昨年に引き続きの参加です。
この後ステージパフォーマンスに移りましたが、ゲストで来ていた吉本興業のジョイマンさんに「バレーのステップが上手くできないから教えてほしい」とお願いし、動きのあるパフォーマンスを見せてくれました。
他にもご紹介しきれないほどの皆さんが仮装してイベントを楽しんでいました。小物づかいも必見です!!
宇宙人仮装パレードは、参加に事前の申請は必要なし。気軽な気持ちで参加してOKなので、今後もさらに人気のイベントになっていくのではないでしょうか!
「UFOを呼ぶ!?パフォーマンス」宇宙人コンテストもあります
パレードの後は、宇宙人コンテストが始まります。出場者はパレード参加者から審査員に選ばれた10組程度。
ちなみにパレードの参加者は約100人。イベント来場数は約4,000名。人口5,000人ほどの飯野町。この日はメイン通りがUFOにまつわる格好をした人々で埋め尽くされ、熱気に満ちていました。
さてコンテストですが、今年から「一般の部」と「中学生以下の部」の2部門に分かれての開催にレベルアップしています。
パフォーマンスでは「宇宙人に見えた方」「UFOを呼べた方」「会場を盛り上げていただいた方」などが審査され、賞金5万円のほか、地元の特産品などがプレゼントされました。
MCのペンギンナッツのお二人も秀逸。ステージ上でグズッてしまうお子さんには「人間見るの初めてだもんね」とフォローし、小さな宇宙人の兄妹が「宇宙船が壊れて帰れません」とパフォーマンスすると「賞金があれば宇宙船直せるかな?」とすかさずコメント。
ゲストのジョイマンさんは審査員でしたが、度々ステージに上がっては即興リズム芸を見せてくれました。さすがプロの芸人さんたち。
こんなに楽しくて心温まるイベントが無料で見られるなんて、かなりお得感がありますね。
ステージイベント後には贈呈式があり、奥様が飯野町出身で所縁のある有限会社ネットワーク調剤の代表・小野寺大樹さんから月刊『ムー』のロゴオブジェの寄贈がありました。この大きなオブジェは現在「UFOふれあい館」に大切に飾られています。
ご当地グルメや、『月刊ムー』編集長と行くミステリーツアーも
賑わっているイベントではありますが混雑しすぎることはなく、ちょうど良い規模感。休むための椅子やテーブルも十分に準備されていました。
屋台ではご当地グルメや地元の農産物などが購入でき、会計時にもらえるシールを3枚集めたら抽選で賞品が当たるなど、買う楽しみもありましたよ。お祭りに行くのが初めての小さいお子さんもチャレンジしやすい規模感ではないでしょうか。
今回は紹介しきれませんでしたが、11月10日には「三上丈晴 所長(月刊『ムー』編集長)と行く千貫森ミステリーツアー」が開催され、大変な賑わいでした。
次回開催をお楽しみに!
次回の「UFOフェスティバル」も、さらなる進化と盛り上がりを見せてくれることでしょう。今年訪れた人も、まだ参加したことがない人も、ぜひ来年は福島市飯野町を訪れて、宇宙人たちとの楽しいひとときを満喫してください。
自分たちが宇宙人になってフェスティバルを盛り上げるのも楽しそう!
個性あふれる仮装やパフォーマンス、心温まる交流があなたを待っています。
イベント名 | 2024 UFO FESTIVAL |
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会場 | 福島市飯野町商店街(イベント広場&飯野町商店街) |
日時 | 2024年11月9日(土) 10:30〜15:30 |
参加料 | 無料 |
問合せ | 福島市UFOふれあい館 024-562-2002 |
HP | 福島市UFOの里公式ホームページ |