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納豆のまち福島・専用サイト「ねばりんく」や「グルメマップ」で納豆のまちをアピール
毎月10日は納豆の日! 目指せ消費額日本一奪還!!
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総務省統計局の「家計調査」で1世帯あたりの年間消費額が4年連続日本一(2019-2022)だった福島市が9位に転落(2023)した悔しさをバネに日本一奪還を掲げて、ネバリ強く取り組んだ結果、2024年は過去最高額(7,830円/世帯)で日本一奪還に成功しました!(2025年2月追記)
福島市は一世帯あたりの「納豆」消費額が、何度も日本一に輝く「納豆好きのまち」です。
2023年は順位を9位に落としましたが、全国的な「納豆の日(7月10日)」以外に、来年3月までの毎月10日を福島市独自の「納豆の日」と定めて、消費額日本一奪還を目指しています。
栄養満点で健康に良いとされる納豆の、さらなる消費拡大と「納豆のまち福島」のPRのため、福島市は納豆のまち福島・専用サイト「ねばりんく」開設や、福島市内で納豆料理を提供しているお店を紹介する「納豆グルメマップ」を作成しました。
今回は、そんな福島市と納豆の関係に迫ります。
なぜ福島市は「納豆のまち」なの?
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納豆のまち福島・専用サイト「ねばりんく」
「納豆」と聞いてまず思い浮かぶまちは、茨城県の水戸市ではないでしょうか?
福島市は、納豆の生産や加工が盛んではないにも関わらず、総務省による家計調査では2019年~2022年の4年連続で「納豆の消費額日本一」に輝くまちなのです。
福島市で納豆の消費が多いのは「冬の山間部で貴重なタンパク源」とか「一世帯あたりの人数が多い」とか「朝食に米を食べる習慣の人が多い」など推測されていますが、理由は定かではありません。
なぜこんなに納豆が食べられているのでしょうか。
福島市は都会のように核家族ではなく、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らしている世帯が多いから「ご飯」のお供に「納豆」を食べる方が多いというのもあるかもしれませんね。
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(C)2024ichii
福島市内の一般的なスーパーマーケットの納豆売り場は、だいたいどこも20種類以上の豊富な品揃え。売り場面積もめちゃくちゃ広い!
理由は諸説ありますが、納豆は福島市民の生活に根付いているといえるでしょう。
納豆の豆知識も掲載「納豆グルメマップ」
福島市では、納豆料理コンテスト2023参加店舗を中心として、納豆料理を提供する飲食店21店を紹介する「納豆グルメマップ」を作成しました。
納豆のパッケージを意識した昭和レトロなデザインが目を引くマップは、福島市観光案内所(JR福島駅西口2階)や道の駅などで配布中です。
納豆メニューを提供している飲食店情報は「ねばりんく」でも確認できますが、納豆グルメマップでは「納豆はかき混ぜる回数で味が変わる?!」「粒の大きさで栄養に違いがある?!」といった納豆に関する豆知識も掲載されていて、手軽に食べられる納豆の奥深さを知ることができますよ。
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観光ノート編集部では以前「納豆グルメマップ」掲載店で、街なかで食べられる納豆グルメのお店「ISOLA FELICE(イゾラフェリーチェ)」の「自家製ベーコンの納豆カルボナーラ」を取り上げました。※イゾラフェリーチェは2024年12月28日をもって閉店しました。
本来カルボナーラは、卵と「ペコリーノロマーノ」という山羊のミルクから作られたチーズで仕上げますが、このパスタではチーズの代わりに納豆のペーストを使用しています。チーズより濃厚でまろやかな納豆カルボナーラは、麺にもしっかり絡んで、一度食べればやみつきに!
毎月10日は納豆の日キャンペーン
福島市では、2024年8月から来年3月までの毎月10日を「納豆の日」と定めてキャンペーンを実施します!
市内スーパーや納豆料理提供店舗に設置する二次元コード(QRコード)を読み取り、納豆クイズに答えると、毎月抽選で福島市特産品が当たるそうですよ。
納豆のまち福島専用サイト「ねばりんく」からご応募くださいね。
土湯の温泉熱で発酵「おららの温泉納豆」
福島市の土湯温泉では、温泉の熱を利用した商品「おららの温泉納豆」が誕生しました。
福島県産大豆「タチナガハ」を一つずつていねいに手作業で仕込んだ納豆は、ホクホクとした食感の大粒で、納豆が苦手な人も食べやすいよう臭みを抑えてあります。
おららの温泉納豆は、土湯温泉旅館の朝食でも提供されているほか、道の駅つちゆや、土湯温泉まちおこしセンター湯楽座などで販売中。
経木に包んだ「角折」(194円)と、丸木箱(486円)の2種類あり、高級感漂うパッケージです。
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「土湯の新しい特産品に」との思いから、パッケージもこだわった「おららの温泉納豆」
世界が注目「納豆」はスーパーフード
納豆は、栄養価の高さから世界が注目するスーパーフード。たんぱく質、食物繊維、カルシウム、ビタミン、鉄分など栄養満点! 血流改善や肌細胞の新陳代謝促進も期待され、健康と美容に欠かせない存在です。
納豆の特徴的な味わいや食感を活かした、たくさんの納豆料理に出合えるまち福島市。「納豆グルメマップ」片手に納豆料理を食べに出かけませんか?
事前の情報収集はもちろん「ねばりんく」から!