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気持ちも新たに新年を迎える、福島市内の初詣スポット4選 & 初詣豆知識
新たな年の幸せとご利益をお祈りしに行きましょう!
2023年もいよいよ年の瀬。皆さんにとって今年はどんな年でしたか?
2024年の始まりには、初詣で神様への感謝と新たな年の幸せを祈り、気持ちも新たにスタートを切りたいですね!
福島市内には歴史ある神社仏閣が点在しており、さまざまなご利益を授けてくれます。
この記事では、福島市内にある初詣スポットを4つご紹介します。また初詣についての豆知識も記載しましたので、合わせてぜひご覧ください。
パワースポット「中野不動尊」
「中野のお不動様」として古来より人々の信仰を集めてきた中野不動尊は、日本三不動の一つに数えられています。恵明道人が一匹のカモシカに導かれて山に入り、山神様のお告げによって三ヶ月不動明王をお祀りしたのが始まりで、開山840年の歴史があります。
崖を背に建つ大日堂、そして洞窟と崖から流れ落ちる不動滝がとても神秘的で、パワースポットとして人気があるのも納得です。
本堂の「厄除不動明王」、祈祷殿の「眼守不動明王」、奥の院洞窟内「三ヶ月不動明王」の三不動明王が祀られており、真剣な願いであればどんなことでも叶えてくれるといわれていますが、特に厄除け、難除けのご利益があるそうです。
名称 | 中野不動尊 |
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ご利益 | 厄除け・交通安全・入試合格・家内安全・病気平癒など |
初詣情報 |
【ご祈祷】 【露店出店】 【授与品(お札、お守り、縁起物)・おみくじ】 |
駐車場 | あり(無料) ※正月三が日は臨時駐車場(十六沼運動公園)より無料シャトルバス運行 |
アクセス | 【バス】(平日のみ運行)JR福島駅から福島交通「中野」行き「中野不動尊入口」下車(約25分)、 徒歩5分 【車】JR福島駅から約25分 【電車・タクシー】福島駅東口から福島交通飯坂線(私鉄)乗車約25分「飯坂温泉駅(終着駅)」下車、タクシー約15分 |
HP・SNS | 中野不動尊【公式サイト】 |
陰陽師・安倍晴明が創建「福島稲荷神社」
2004年のNHK大河ドラマ「光る君へ」にも登場する陰陽師・安倍晴明が福島を訪れた際、将来大いに有望な地であるとして永延元年(987年)にこの地に創建されたと伝わる福島稲荷神社は「おいなりさん」の愛称で福島市民に広く親しまれています。
ご祭神は、豊受比売命(トヨウケヒメノミコト)、大國主命(オオクニヌシノミコト、大国さま)、言代主命(コトシロヌシノミコト、恵比寿さま)で、商売繁盛、厄除、家内安全のご利益があるとされています。
福島稲荷神社には、地元の福島競馬場にちなんだ御守りとして全国的にも珍しい「競馬勝守り」や、桃の産地ということで女性の美しさや子宝のご利益が期待できる「桃守り」など、地域に根ざした創作御守りがありますよ。
ご利益 | 家内安全・出産安全・心願成就・病気平癒・交通安全など |
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初詣情報 |
感染症拡大防止に配慮した初詣について 【古いおふだ納め】 【ご祈祷】 1月4日、5日、9日、10日これらの日は、予めご予約の会社・団体様のみの特別祈祷日です。 【年の市】 【小正月だんご市】 【小正月松納め】 【その他】 |
駐車場 | あり(出入り口は神社東側道路の社務所前) ※初詣、例大祭など行事により境内駐車不可の場合があります。その場合は、神社周辺の有料駐車場(福島市中央駐車場、福島県庁外来駐車場、平和通り地下駐車場など)をご利用ください。 |
アクセス | 【公共交通】JR福島駅東口9番乗り場【福島交通】市内循環ももりん1コース(乗車:約4分)上町バス停留場下車後、徒歩約1分 ※市内循環バスは、約20分間隔で運行。逆回りの2コースに乗車した場合、乗車時間は約15分。 【車】東北自動車道 福島西IC・福島飯坂ICより約15分 【徒歩】JR福島駅東口から徒歩約12分 |
HP・SNS | 福島稲荷神社 公式ホームページ |
信夫山に鎮座する「福島縣護國神社」
福島市のシンボル・信夫山を背に鎮座し、福島県ゆかりの英霊と天照皇大御神をお祀りしている福島縣護國神社。向かい合うと心が凜とするような立派で美しい本殿です。
境内に入ってすぐの左手には学問の神様・菅原道真公を祀る「信夫山天満宮」もあり、受験生の信仰を集めています。
また、天満宮の傍らには「なで牛(神牛)」があり、なでれば願いが叶うとされ、なでた箇所にご利益があるといわれています。
2023年12月23日(土)~12月31日(日)までは「歳の市」が開かれ、正月用品や縁起物の販売が行われます。
名称 | 福島縣護國神社 |
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ご利益 | 厄払い・方位除け・商売繁盛・家内安全・合格祈願など |
初詣情報 |
【歳の市】 【ご祈祷】 【露店出店】 【どんど焼き】 【授与品(お札、お守り、縁起物)・おみくじ】 |
駐車場 | あり(無料) ※1月1日(月・祝)~3日(水)の三が日は、ハローワーク、NCVふくしまアリーナ(体育館)周辺の駐車場をご利用いただけます。積雪時や渋滞時にご利用ください。なお、三が日にご祈祷をご予約の方は、時間厳守で行うためご利用をお勧めします。 ※3日(水) 17:00に臨時駐車場は施錠されます。 |
アクセス |
【バス】JR福島駅東口バスターミナル9番のりばから福島交通バス、市内循環ももりん1・2コース乗車「福島テレビ前」下車後、徒歩約10分 【車】東北自動車道福島飯坂I.C.より15分 【徒歩】JR福島駅東口より徒歩約30分 |
HP・SNS | 福島縣護國神社 |
うそかえ祭りで有名な「西根神社」
西根神社は、伊達・信夫地方の田畑を潤す用水路・西根堰を開削した古河善兵衛重吉と佐藤新右衛門家忠という、地域に多大な功績を残した実在の人物を祀る神社です。厄除け・家内安全・合格祈願などのご利益があるとされています。
西根神社の境内には「うそかえ祭り」で有名な「高畑天満宮」、そしてハート型の石門をくぐると願いが叶うとされている「叶門」のある「一言宮」があります。高畑天満宮は学問の神様としても信仰されており、合格祈願に訪れる人も数多くいます。
2023年12月には、境内にモモとリンゴの形をした「おもかる石」がお目見えしました。まず石を持ち上げ、次に願い事をしながらもう一度石を持ち上げます。二度目のほうが軽く感じられれば願いが叶うとされています。ぜひ臨んでみてください!
毎年1月と4月の年2回行われる「うそかえ祭」は、一年間の災いや悪しきことを「鷽(うそ)鳥」が身代わりになって嘘に変え、良いことにしてくれるというお祭りで、この木彫りの鷽鳥を授かろうと毎年数万人の人が訪れます。
2024年のうそかえ祭りの日程は、1月11日(木)〜14日(日)です。
鷽鳥は、うそかえ祭の御縁日でしかいただけず、お祭りの期間中は鷽鳥を求める善男善女で大変混み合います。
そこで飯坂温泉では、並ばずに鷽鳥を授かることのできる温泉宿泊プランをご用意しています。遠方からお出での方、この時期に温泉旅行を考えている方、なんとしても鷽鳥をいただきたい方は、検討してみてはいかがでしょうか。
飯坂温泉の14軒のホテル・旅館が参加していて、1泊8,950円〜のプランがあります。
ご利益 | 厄払い・病気平癒・難除け・合格祈願・商売繁盛など |
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初詣情報 |
【歳の市】 【ご祈祷】 【露店出店】 【授与品(お札、お守り、縁起物)】 【うそかえ祭・どんと焼き】 |
駐車場 | あり(約250台・無料)※「うそかえ祭」開催日には臨時駐車場あり |
アクセス | 【電車】福島駅東口から福島交通飯坂線(私鉄)乗車約25分「飯坂温泉駅(終着駅)」下車、徒歩約10分 【車】JR福島駅から約25分 |
HP・SNS | 西根神社・高畑天満宮 |
こんなときどうする? 初詣の豆知識
初詣に行くとき、ふとこんな疑問を持ったことはありませんか? そこで調べてみました!
初詣はいつまでに行く?
お正月の三が日に限らず、一般的には年神さまのいらっしゃる「松の内」(門松や注連飾りを飾る期間。7日までとするところが多い)のあいだにお参りすればよいとされています。
松の内を過ぎてしまったら?
松の内を過ぎてしまっても、立春の前(節分)までに参拝すればよいという考え方もあります。
神社とお寺、どちらに行けばいい?
初詣は地域の氏神さまにお参りするのがよいとされていて、神社でもお寺でも、どちらに行ってもいいのです。
お寺の場合には、自分の守護本尊が祀られているお寺ならなお縁起が良いといわれています。
神社での参拝の作法は「二礼二拍手一礼」が一般的で、お賽銭箱の前に立ってお賽銭を納め、鈴を鳴らし、二礼二拍手ののち手を合わせてお祈りし、最後に一礼して下がる、とされています。
お寺では、本堂前に香炉がある場合はお線香を供え、お賽銭箱の前で一礼してお賽銭を納め、鐘を衝き、拍手は打たず静かに手を合わせてお祈りし、一礼して下がる、とされています(どちらも別の作法のところもあります)。
お参りの際は、神社では鳥居をくぐる前に一礼し、参道の中央は神様のためにあけておく(端を歩く)。神社では山門の前で一礼、敷居は足で踏まずにまたいで入りましょう。最後出るときには神様仏様の方を向いて一礼するのはどちらも同じです。
初詣は2回行ってもいいの?
初詣に複数回行っても問題ないそうですよ。神様や仏様の前で真摯に祈る気持ちが大切なのではないでしょうか。
ただ、一か所で一度にあれもこれもと複数のお願いをするのではなく、一つか二つ、大切なことに絞ってお願いするのが良いようです。
おみくじを引いたら結ぶ? 持ち帰る?
決まりはなく、おみくじを読み心にとどめたら、境内の指定の場所に結んで帰っても、持ち帰ってもどちらでも構わないそうです。持ち帰ったら大切に保管し、後日神社に返納する(指定の場所に納める・結ぶ、お焚き上げをしていただくなど)ことが多いようです。
古いお札や御守りはどうする?
旧年中ご加護をいただいたお札や御守りは初詣やどんど焼きの際に持って行き、お納めする専用の場所にお返しすれば、お焚き上げをしてもらえます。