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「磐梯吾妻スカイライン周遊と果物狩り」1日バスツアーは超お得で便利!

観光バスで福島市の魅力を満喫! 11/6まで出発日限定なのでお見逃しなく

福島市民が自信を持ってお勧めする市内の景勝地のひとつが、浄土平(じょうどだいら)です。
土湯峠と高湯温泉をつなぐ全長約30kmの絶景ドライブルート「磐梯吾妻スカイライン」の中間地点に位置し、標高は1600m。一切経山や吾妻小富士などの壮大な姿を眺めながら、さわやかな高原を散策すれば、下界の猛暑など忘れてしまう爽快感を楽しめます。
周囲にもさまざまな散策路のほかキャンプ場も整備され、アウトドア派には大人気のスポットなのです。

ただしこの浄土平もスカイラインも、残念ながら公共交通機関では行かれません。自家用車またはレンタカー、車を運転しない方はタクシーと、アクセス手段が限られているのが玉にキズでした。
そこへこの夏、福島交通観光による「“絶景の磐梯吾妻スカイライン”と“ふくしまの味覚狩り”観光周遊ツアー」が登場!
なんと、福島駅発着(土湯温泉で乗車・高湯温泉で下車も可)の観光バスで、スカイラインの絶景ドライブ+浄土平の散策、さらに果物狩りも楽しめてしまうという、まさに「待ってました!」という1日ツアーです。

さっそく福島市観光ノート編集部スタッフが体験してきました。

快適な大型バスでいざ出発!

このツアーは1日2便の運行。1便は8時30分、2便は10時に福島駅西口を出発します。私たちは2便に乗車しました。バスガイドさんも一緒です。

福島交通観光スカイライン周遊バス

行きは土湯温泉を経由します。駅を出て数分も走ると、晴れていれば遠くにこれから向かう吾妻連峰やその南に連なる安達太良山(あだたらやま)などの峰々を望めるのですが、この日は残念ながら雲の中でした。代わりに車窓から眺めるのどかな田園風景をどうぞ。

福島市ののどかな田園風景

40分ほどで土湯温泉を過ぎると、土湯峠に向かう山道が始まります。標高が上がってくると市街地のある福島盆地が遠くに見えてきます。

遠くに見える福島市街

さらに進むといよいよ磐梯吾妻スカイラインです。以前は有料道路でしたが平成25(2013)年に無料化されました。
絶景ドライブルートというだけあって、途中「吾妻八景」と呼ばれる8つのビューポイントがあり、土湯峠側から行くと、国見台、天風境、湖見峠といった名所を通ります。名前からなんとなく見えるものが想像できませんか? 

国見台からの景色

この日(8月21日)はまだ沿道の木立は青々としていましたが、あとひと月もすれば標高の高いところから徐々に紅葉が始まります。9月後半のツアーに参加される方は、少し色づいた山々をご覧になれるかもしれませんね。

休憩も食事もお買い物もできる浄土平レストハウス

知識豊富なバスガイドさんの説明を聞きながら、ワインディングロードを走ること約1時間。11時半過ぎに浄土平駐車場に着きました。ここで14時までの2時間半、ゆっくり過ごすことができます。

まずは腹ごしらえ!ということで、浄土平レストハウスへ。

1階の食堂でバスガイドさんオススメの「会津山塩ラーメン」と「会津山塩冷やしラーメン」をいただきました。あっさりしていながら後をひく旨味。これから少し汗をかいて塩分を失うので、スープ飲み干しOKということにしましょう(笑)。
メニューは他にカレーやうどん、そばなど。山塩ソフトクリームも人気です。

エネルギーチャージしたあとは浄土平ビジターセンターへ。写真パネルやジオラマで浄土平の自然と歴史が分かりやすく解説されているほか、グッズの販売もあります。

高原の風に吹かれて気ままに散策

では、いよいよ湿原の散策に出かけましょう。歩きやすい木道が整備されており、アップダウンもほとんどないので気軽に歩けます。ゆっくり歩いて1周20分ほど。

浄土平湿原木道

足下に咲き誇る高山植物たちは、なんとも可憐なたたずまい。先ほどビジターセンターで花々の写真と名前をチェックしたのが役立ちました。紫色のエゾオヤマリンドウも咲いていましたよ。9月になれば見事な草紅葉が広がります。

紫色のエゾオヤマリンドウ

次は桶沼に行ってみました。湿原からスカイラインを挟んで反対側に散策路の入り口があります。

こちらは山道を少しだけ登ります。最初はちょっと大変かなと思いますが、実際に歩く時間は10分足らず。
まもなく目の前に深青の水をたたえた桶沼が現われました。涼しい風を受けながら湖面を眺めているだけで癒されます。

深青の水をたたえた樋沼

この時点でバスの出発時刻までまだ50分くらいあったので、今度は駐車場入り口向かいの吾妻小富士へ。その名の通り富士山のような形をしていて、遠く福島市街から眺めてもすぐわかり、市のシンボルのような存在です。
頂上はすり鉢状の火口になっており、この登り口からの標高差は約100m。さて、階段は何段あるかな?

吾妻小富士のふもと

100段目までは数えましたが、その後はわからなくなりました(笑)。

吾妻小富士木道階段

黙々と登ること約10分で火口に到着! 上から見下ろすカルデラは壮観です。

吾妻小富士カルデラ

今回は時間の関係で挑戦しませんでしたが、この火口を約40分で一周できます。一見なだらかなようでも、実際には急坂や岩場、砂利で滑りやすいところあり。一周するなら足もとはしっかりした登山用の靴を。

吾妻小富士火口

振り返ればこの景色。向かいの一切経山が活火山であることがよくわかります。

この日は太陽が出ると標高1600mでも半袖で十分でしたが、山の天気は変わりやすいのが常識。実際、2時間半の滞在中にも、きれいに見えていた周りの山々が急に雲に隠れたり、はたまた一瞬雷が鳴ったりと、空模様はめまぐるしく変化しました。羽織るものは必須です。

浄土平を堪能した後は再びバスに乗り、今度はスカイラインを高湯温泉方面へと下っていきます。下り始めて間もなく、火山性ガスのために植物がほとんど生えていない「狐地獄」という場所を通過。写真集やCMの撮影などにも使われてきた独特の景観です。

磐梯吾妻スカイライン「賽の河原」

それにしても、浄土平に一切経山、賽の河原と、宗教や信仰に関係ありそうな名前が多いのはなぜ?
その理由はぜひ、バスガイドさんの説明を聞いてみてください。

「フルーツ王国」福島ならではの果物狩り体験

麓に下りてきたバスは、フルーツラインと呼ばれる観光果樹園が集中する道路を走り、15時に「あづま果樹園」に到着。お待ちかね、くだもの狩りの時間です! 8月21日時点では桃狩りでした(9月からはぶどう狩りに変わります)。

たわわに実った桃の木

文字通りたわわに実をつけた桃の木の姿にテンションが上がります。果樹園の方に教わったとおり、太い枝の先についている形のよい実を選んでもぎ、その場で皮をむいてパクリ(ナイフは貸してくれます)。
今の今まで「なって」いた桃は、硬くても甘くてジューシー。20分で3つ平らげた編集部スタッフはこの笑顔です。

桃をもいで笑顔のスタッフ

ここでのお楽しみはもうひとつ、ミニソフトクリームをいただけること。桃とバニラのミックスがめちゃおいしい!(ぶどう狩りの時期は、ぶどうとバニラのミックスになるそうです)もちろんお土産ショッピングもできますよ。

桃とバニラのミックスソフトクリーム

この後、バスは福島駅西口に戻って解散となりました。

1便・2便を組み合わせて自分スタイルの旅を!

1日存分に楽しめるこの「磐梯吾妻スカイライン観光周遊ツアー」、実は実証運行という位置づけのため、旅行代金は一人2,500円と大変リーズナブルに設定されています(アンケートに回答の必要あり)。

また、行きは福島駅からでなく土湯温泉からの乗車や、帰りは高湯温泉での下車(この場合は果物狩りはなしとなり、旅行代金1,000円)も可能。さらには1便と2便の組み合わせも可能なので、ご自分のスタイルで旅を楽しめます。

たとえば、

  •  浄土平から一切経山の登山(往復3時間)や鎌沼の散策(往復2時間)をしたい人は、1便で行って(浄土平10時着)2便で帰ってくる(浄土平14時発)ことで浄土平滞在時間を4時間に延ばすことができます。
  •  高湯温泉の共同浴場「あったか湯」で日帰り入浴をしたい人は、1便で行って(高湯温泉13時着)2便で帰ってくる(高湯温泉14時30分発)ことで、高湯温泉に1時間半滞在できます。

上記いずれの場合も、2便でくだもの狩りまでたっぷり楽しめます。

このチャンスを利用しない手はありません!
11月6日(月)まで、限られた日のみ催行されますので、下記のイベント情報を確認の上、ぜひ早めにお電話でお申し込みください。※空きがあれば当日の乗車可能

詳しくはこちら

磐梯吾妻スカイライン観光周遊ツアー(※予約制)

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