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3,800人が来場!「第1回 飯坂温泉 日本一の桃祭」開催レポート
飯坂温泉が贈る、桃に魅了される桃まみれの1日
「第1回 飯坂温泉 日本一の桃祭」が、7月30日(日)、福島市飯坂町の旧堀切邸と鯖湖湯周辺で開かれました。
3,814人もの来場者でにぎわった、桃まみれのお祭り当日の様子をレポートします。
目次
飯坂の「いで湯」と「桃」を満喫
このイベントは、昨年2022年の総務省の家計調査で、1世帯あたりの桃の年間支出額で福島市が日本一となったことを受け「いで湯とくだものの里 飯坂温泉」を満喫できる夏祭りとして振興したいと、飯坂温泉桃まつり実行委員会の主催で初めて開かれたものです。
新鮮な飯坂産の桃の振る舞いや、市内の若手菓子職人による桃を使ったパフェやあんみつの限定販売、桃にちなんだ子ども向けのゲームや音楽ステージなど、盛りだくさんの内容で行われました。
当日は開場1時間前から、限定の桃スイーツを求める人などで長蛇の列ができる盛況ぶり。旧堀切邸で開かれたイベントの一日の来場者としては過去最多の3,814人が、飯坂温泉と桃の魅力を満喫しました。
若手菓子職人の「桃パフェ・桃あんみつ」に長蛇の列
多くの方が楽しみにしていたのが、この日のために特別に考案された「桃パフェ・桃あんみつ」。
午前中に販売されたのは、Latta Lutta(らったるった)の「ごえもんぱへ」と松月堂菓子店の「まかろんやの桃パフェ」。
午後は、一味庵の「どこから食べても桃あんみつ」と中野屋菓子舗の「チョコっと桃色パフェ」。各500円、各店200食限定で販売され、すべて完売となるほどの人気ぶり。
どれも桃をふんだんに使ったメニューで、子どもから大人までおいしそうに食べる笑顔が印象的でした。
また、イベントには学生をはじめボランティアスタッフが約80名参加し、それぞれ桃を洗ったり切ったりと大忙しの様子でした。
この日の福島市は37.9℃まで気温が上がり猛暑日となりましたが、暑さを吹き飛ばしてくれるこんな光景も。おいしそうに丸ごと桃を頬張るお子さん。桃の丸かじりは福島市民の日常ですね。
ちなみにこの日は、特別に冷水の「ひんやり足湯」が用意され、涼を求めて大勢の人でにぎわいました。
飯坂のおいしい桃の振る舞いも
桃の振る舞いは午前と午後の計2回行われ、こちらも大人気! かたくて甘いあかつきに「甘い!おいしい!」の声と笑顔があふれました。
その日の朝に収穫されたフレッシュな「あかつき」も販売され、お土産用に買い求める人の姿が多くみられました。
モモ×ボッチャ⁈「モモッチャ」
こちらは、桃を出荷する際に使用する梱包資材のトレーに設けられた「当たり」の場所に、桃に見立てたボールを上手く投げ入れるゲーム「モモッチャ」。1回(2球)100円で、特賞は飯坂産の桃が丸ごと1個当たるほか、ハズレても参加賞のお菓子が用意されていました。
はじめて挑戦するゲームに戸惑いながらも一生懸命がんばるお子さんの姿に、親御さんの熱い声援が十間蔵に響いていました。
ステージイベントにはあのご当地キャラも登場
ステージでは、飯坂八幡神社太鼓保存会や、キッズ・地元アーティストによるライブが披露されたほか、飯坂町マスコットキャラクター「ゆげお」と福島市の非公認ご当地キャラクター「モモダゾイ」による「モモshow」も行われました。
初めて見るご当地キャラクターにびっくりして泣き出すお子さんもいましたが、夏の良き思い出の1ページになったのではないでしょうか。
飯坂町のグルメやお土産品の販売も
その他、飯坂町のグルメやお土産の販売も行われ、多くの人が飯坂の魅力を楽しみました。
また、鯖湖湯周辺ではキッチンカーや飲食ブースも多数出店。
来年度への抱負
飯坂温泉桃まつり実行委員会委員長の氏家一浩さんから「多くのお客さまが集まってくれて、改めて福島の桃の力はすごいなと再確認できました。来年は反省点を活かし、より魅力的な内容で、さらに多くの方に楽しんでもらえるように努力していきます」と来年への意気込みをいただきました。
桃の消費量日本一の福島市をアピールするにふさわしい「第1回飯坂温泉日本一の桃祭」になったのではないでしょうか。100年続く桃祭を目指して、来年度にしっかりとその想いが引き継がれていきます。
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