掲載日 2023.06.23 / 更新日 2024.06.07

アジサイの名所「土合舘公園」で梅雨を楽しむ

6/28には前夜祭、29には「松川町あじさい小路」開催！

福島市南部、松川町にある「土合舘（どあいだて）公園」。園内遊歩道の両側には約40種類・5,000株のアジサイが植えられており、別名「あじさい公園」と呼ばれています。

毎年7月上旬から中旬にかけて県内外から多くの観光客が訪れる、福島市のアジサイの名所です。
2024年6月28日・29日には「松川町あじさい小路」を開催。28日は公園の一部をライトアップして、アジサイをお楽しみいただける前夜祭が行われます。

※この記事は2023年に取材した内容をリライトしています。写真は2023年に撮影しました。

あじさい小路を歩く約1時間のお散歩
安達太良山の絶景にパワーをもらう
6月28・29日はイベント「松川町あじさい小路」開催
半世紀続く老舗洋食店「エスポアール」

あじさい小路を歩く約1時間のお散歩

さっそく散策してみましょう。園内は丘陵地になっていて、ゆっくり巡ると往復で1時間弱。アップダウンや砂利道なども一部にみられるので、足腰に不安のある方や、ベビーカーでの乗り入れは事前に対策をご検討ください。

敷地面積は約5ヘクタール。アップダウンがあり軽い運動にも最適

駐車場のあじさいは白い品種「アナベル」

取材した6月中旬の段階では、アジサイの色づきはまだまだこれから。土合舘公園の多くのアジサイは本来、青いものがほとんどですが、白から水色に変化しているタイミングでした（これはこれでキレイです！）。

今回は子どもと一緒にお散歩がてら行ったので、カタツムリなどを探しながらゆっくりめぐります。
晴れの日も雨の日も、それぞれの良さが発見できますよ。

赤い鳥居の前が、映え写真が撮れるおすすめフォトスポット

まだ淡い色のアジサイを眺め、カタツムリを探します

実際、ピークになるとこのくらい華やか。例年6月下旬～7月上旬に見頃を迎えます。

写真提供：松川町観光協会

写真提供：松川町観光協会

すっきりと整えられた園内には「ちびっこ広場」もあり、小さな子ども連れにも日常的に親しまれています。

安達太良山の絶景にパワーをもらう

しばらく続いた上り道が終わる頃、現れるのが「眺望スポット」の看板。ちょっと一息つきたいタイミングでちょうど展望スポットのベンチが登場するので、条件反射で思わず座ってしまいます。

すると……

眼前に見えたのがこの絶景！！

安達太良山と吾妻山の壮大な景色で気分爽快！眼下に望む田園風景も見る人の心を動かします

正面には安達太良山。その右手に見えるのは吾妻山。青々と澄みわたる空と緑の木々のコントラストにしばし時間を忘れ、森の香りや鳥のさえずりを感じていると、豊かな自然に包まれて心が満たされるよう。

ベンチは西側を向いているので、夕日が沈む時間に見る景色も良さそうですね！

6月28・29日はイベント「松川町あじさい小路」開催

2024年6月28日（金）・29日（土）には「松川町あじさい小路」が開催されます。「まつかわと花案内人」による園内案内のほか、雑貨やグルメブースの出店、マンカラ体験などのレクリエーションも行われる予定です。

半世紀続く老舗洋食店「エスポアール」

キレイに整備された土合舘公園。手入れをしてくれているのが、まつかわと花案内人の方々です。
公園から車で2～3分の場所にある「コーヒー＆グリル　エスポアール」に、まつかわと花案内人の方がいるとのことで、ランチに立ち寄りました。

こちらのお店は創業から約50年の老舗洋食店。開店時間になると次々とお客さんが入店してきます。人気のお店なんですね！

まつかわと花案内人も務める斎藤さんご夫婦（右からマスターの昭雄さんと、奥様のミチ子さん）

今回は、おすすめの「インカのめざめピザ」をいただくことに。

北海道産のジャガイモ「インカのめざめ」をたっぷり使用し、中はほっくり、外はとろ～りと焼き上げたメニューです。

1～2人前のボリューム

中には黄色がかったジャガイモがみっちり！

ひとくち食べてみるとお芋のホクホク、ムチッと加減に感動！！
とっても美味しくて、息子もバクバク口に運んでいました。

サツマイモや栗のように甘味の強い品種のジャガイモがたっぷりと使われていて、食べると見た目よりもボリューミー。でも、お腹いっぱいになっても次々口の中に入れたいと思わせる、やみつきになる味でした。ぜひまた食べたい！
夏から秋にかけてのインカのめざめ収穫期には、仕入れの都合で品切れしていることがあるそうなので、注意してくださいね。