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吾妻小富士の山肌に現れる雪形がモチーフ!福島市観光PRキャラクター「ももりん」
農民たちは古くからこの雪形を目安に種まきを開始した別名「種まきうさぎ」
ももりんとブラックももりん
例年4月上旬に吾妻山の雪解けが始まると吾妻小富士の山肌に現れる、雪形のうさぎ(雪うさぎ)をモチーフににした「ももりん」と「ブラックももりん」は、福島市観光PRキャラクターです。
平成8(1996)年に誕生したキャラクターが「ももりん」。公募で付けられた愛称は、福島特産の「モモ」と「リンゴ」が由来です。 「ブラックももりん」は、ももりんのライバルとして平成26(2014)年に誕生しました。
福島市の観光をPRするイベント等で福島の魅力を紹介、案内しています。
雪うさぎを見つけてみよう!
古くから農家たちが春になると現れる雪形を目安に種まきを開始したことから別名「種まきうさぎ」とも呼ばれ生活に溶けこんでいました。自然が作り出す美しい雪うさぎは毎年福島へ春の訪れを告げてくれています。
近年は温暖化の影響か2月ごろに姿を現し、再び雪が降って雪に隠れ、4月にまた顔を出すことも。途中、キツネのような姿になることから、早出の雪うさぎは狐の仕業といわれているとか。
始めは、雪うさぎを見つけるのに苦戦するかもしれませんが、一度見つけると3Dのようにくっきりと浮かび上がって見えてきますよ!
福島市内の見通しの良い場所なら大抵どこからでも雪うさぎを眺めることができます。
雪解けや桜の開花状況にもよりますが、桜と雪うさぎの撮影ができる3月下旬から4月中旬頃は福島の春観光のハイシーズン。故・秋山庄太郎さんが「福島に桃源郷あり」と何度も足を運び撮影された花見山公園の色とりどりの花々と、雄々しい吾妻山の眺めは圧巻です。
ほかにも、福島市西部にある果樹畑が軒を連ねるフルーツラインやピーチラインに咲く桃やりんごの花々と吾妻山を見渡せるロケーションはとても人気があります。
JR福島駅西口や西口の北側に位置するコラッセふくしま(福島県観光物産館)12階の展望所からもご覧いただけますよ。
福島市内の雪うさぎ撮影スポット
花見山から撮影 | 道の駅ふくしまから撮影 |
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果樹畑と雪うさぎ | 高湯街道(高湯温泉登り口)から撮影 |
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