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2023年はうさぎ年! ももりんを探して、さらなる飛躍の年にしましょう
福島市内を調べてみたら、じつは「ももりん」だらけでした
2023年はうさぎ年。うさぎは跳びはねることから「飛躍の象徴」とされており、これまでに芽吹いたものが大きく成長する年と考えられています。
ご存じの方も多いと思いますが、福島市の観光PRキャラクターは、うさぎの「ももりん」です。たくさんのももりんを探したら、新しい年に多くの福を呼び込めるかも!?
ももりんプロフィール
知らない方のために簡単におさらいします。ももりんとは、平成8年(1996年)に誕生した福島市観光PRキャラクター。
雪どけの季節、福島市西部の吾妻連峰にウサギのように見える残雪「雪うさぎ」がモチーフ。市内の見通しの良い場所から容易に見ることができ、『種まきうさぎ』などと呼ばれることもあります。農作物の種をまく目安として多くの市民が眺め、古くから親しまれてきました。
ももりんの名前は特産の「モモ」と「リンゴ」が由来となっており、今では市内で見かけない日はないほど、私たちの生活に溶け込んでいます。
こんなにいっぱい! 福島市に馴染んでいる ももりんを探せ
どのくらい私たちの日常に溶け込んでいるのか、市内をブラリ歩いて探してみました。
まずは、JR福島駅新幹線構内からスタート! 新幹線を降りて改札に向かう途中で発見したのが、顔出しパネルです。駅員さんパネルも含めて最大4名まで同時に楽しむことができます。
次に訪れたのは、福島駅西口の福島市観光案内所。もしかしたら地元の方は意外と利用したことがないかもしれませんね。
この場所、県内外問わず多くの方に楽しんでもらえるしかけが施されているんです。福島市民も必見!!
入ってみると、さっそくいました。福島市をPRすべく、いろんな姿をしたももりんが頑張って働いています。
黒いサングラスをかけた少し悪そうな雰囲気を出しているのが「ブラックももりん」。平成26年(2014年)にももりんのライバルとして誕生して以来、人気を二分しています。どっちも可愛いなぁ。
ももりんグッズを購入するなら、こちらの観光案内所が品ぞろえも充実していて間違いないですね!
続いて、駅構内を出てみます。
大人もときめく「ももりんウォーター」
福島駅前広場に足を運ぶと、立体的なももりん登場!
身長は160cm。季節に合わせて装いを変えるそうで、取材時にはクリスマスを意識した格好をしていました。
なぜここに、ももりんがいるのか。
実はこれ水飲み器なんです! よ~く見てみると腹部や両手に蛇口のようなものが付いていますよね。
令和元年(2019年)に「東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会」の事業のひとつとして福島市水道局などが設置したもので、西口、東口どちらの広場にもいます! ポツンと立っている姿が愛らしく、大人が見てもときめいてしまうはず!
駅前に立ち寄った際はぜひ声をかけてあげてください♪(しゃべりません)
ちなみに、手に持っているモモやリンゴから出てくるのは水道水です。「残念! 蛇口からジュースが出るといいのに……」と思う人はこちらの記事をどうぞ!
【ふくしまピーチホリデイ第一弾】「蛇口から桃ジューススタンド」開始@JR福島駅西口(旬のおすすめ) | 福島市観光ノート (f-kankou.jp)
(※現在は桃のオフシーズンということでジューススタンドは中止しているそうですが、また今年も桃の季節に登場するかも! ご期待ください)
ミニ遊園地まで作ってしまった福島市民の愛がすごい
グッズやパネル、水飲み器があるだけでもキャラクターとして人気なのが伺えるのですが
さらにすごいことに……
ももりんの遊園地あります!!
その名は「ふくしま児童公園SFC ももりんパーク」。
福島市新浜町にあった「ふくしま児童公園」をリニューアルし、平成27年ももりんパークとして開園しました。未就園児から小学校低学年向けの小規模な遊園地ではありますが、大型遊具5基や豆自動車など、小さい子どもたちにとって充実の内容です。
まさか自分の遊園地ができてしまうとは、ももりんにとっては、キャラクター冥利に尽きることでしょう。
あなたはいくつ見つけられますか?
他にも、ももりんのラッピング電車やバスが市内を走っていたり、お土産物や看板、ポイントカード、レンタサイクル、ももりんのロボットなどもあり、市民とのつながりが非常に濃いももりん。
主張しすぎないつぶらな瞳、いつ見ても安定感のある表情……、かわいいですよね。
あなたも身近なももりんを探してみてください。