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【完全ガイド】2024 磐梯吾妻スカイライン紅葉情報
紅葉の名所「浄土平」の紅葉は9月下旬頃から!
絶景が広がるドライブ&ツーリングコースとして大人気の、福島屈指の景勝地「磐梯吾妻スカイライン」。9月下旬頃からはいよいよ紅葉シーズンが始まります。
この記事では、スカイライン周辺の紅葉の見どころや見頃、アクセス方法や道路状況、関連情報やSNSなどお役立ち情報をすべてまとめました。
お出かけ前にぜひチェックしてみてくださいね。
※写真は2023年以前の撮影です。現在の紅葉状況とは異なりますのでお気をつけください。
今年2024年の紅葉情報は、毎週木曜にこちらのページで更新しています!
目次
絶景が広がる磐梯吾妻スカイラインとは?
磐梯吾妻スカイラインは「日本の道100選」にも選ばれている、全長約29km、最高標高1,622m(平均標高1,350m)の山岳観光道路です。
ダイナミックな景観が楽しめる絶景ドライブルートとして有名で、紅葉の時期はもちろん、毎年多くの観光客が訪れています。
ぜひ立ち寄りたい! 吾妻八景のおすすめ見どころ
ルートの途中には、ぜひ立ち寄りたい見どころがいっぱい!
作家の井上靖氏が命名した「吾妻八景(あづまはっけい)」は高湯温泉側から、白樺の峰、つばくろ谷、天狗の庭、浄土平、双竜の辻、湖見峠、天風境、国見台と続き、磐梯吾妻スカイラインに代表される景勝地です。
福島市街を眼下に一望する深い谷、山の斜面に美しい紅葉が広がる絶景地、そして火山が作り出した荒涼とした大地はスカイラインの見どころになっています。
「つばくろ谷(不動沢橋)」
イワツバメが飛び交っていたことから名付けられた渓谷。谷底まで高さが84mもあり、橋上からの景色は圧巻です。遠くに福島市街地を見ることができます。
「浄土平」
磐梯吾妻スカイラインの中間地点にある「浄土平」は、600台収容の駐車スペースがあり、標高1,600mの高山地帯を手軽に楽しめる場所です。周辺には気軽に行ける湿原散策や約10分で登頂できる吾妻小富士など、観光スポットも充実しています。
他にも、食事処やお土産販売、トイレ休憩などができる「浄土平レストハウス」もあり、運転の休憩に最適です。
※浄土平駐車場は有料です(二輪車 200円、普通車 500円、マイクロバス 1,000円、大型バス2,000円)。脱炭素化に向けて 電気自動車(EV)及び 燃料電池自動車(FCV)の普及を促進するため、EV及びFCVの利用料金を無料にしています。ハイブリット車は対象外です。
駐車料は環境整備費に充てられます。
「双竜の辻(そうりゅうのつじ)」
右に磐梯山、左に安達太良山の秀峰を展望し、ふたつの峰を空で対峙する竜に見立てて命名されました。
「湖見峠(うみみとうげ)」
磐梯山を囲むように位置する猪苗代湖、秋元湖、小野川湖、桧原湖の4つの湖を遠望できます。
「天風境(てんぷうきょう)」
紅葉の頃は、ブナの樹海の鮮やかな色彩と一筋の白布のような幕滝が一幅の絵を思わせます。
この他にも、道沿いに白い樹皮が特徴のダケカンバが群生する「白樺の峰」や、昔、天狗が岩を跳んで遊んだという伝説から名付けられた「天狗の庭」からは、広々とした山の裾野を一望することができます(駐車スペースが狭いので混雑時はお気をつけください)。
各スポットの場所は、下記のGoogleマップでご確認くださいね。
2024年 紅葉の見頃はいつ?
最も気になる紅葉が見頃となる時期ですが、例年は9月下旬頃に「鎌沼」「浄土平」周辺から見頃を迎えていきます。
例年の紅葉の傾向
- 鎌沼周辺(標高1,760m):9月下旬
- 浄土平周辺(標高1,600m):9月下旬~10月上旬
- 天狗の庭・天風境など(標高1,400m):10月上旬~中旬
- つばくろ谷(不動沢橋)・土湯峠(標高1,200m):10月中旬~下旬
- 高湯温泉(標高750m):10月下旬
2024年の紅葉予想は、全国的に平年並みか平年より遅くなる見込みといわれているので、最新情報をチェックしてから向かうのがおすすめです。
9月5日時点でのウェザーニュースの見頃予想では「9月の天気は周期変化ながらも曇りや雨の日が多くなり、平均気温は平年よりも高い予想です。磐梯吾妻スカイライン(福島)などの標高が高い山から色付きが進み、平年10月上旬までに見頃を迎える名所は、平年よりもやや遅い見頃を迎えるところが多くなるとみています」と発表されました。
磐梯吾妻スカイラインでも標高が高い浄土平(1600m)では色づきが始まっています。スカイライン全体の見頃は10月8日頃からの予想です。
葉が鮮やかに色付くために必要な日差しと雨、朝晩の寒暖差が見込めることから、鮮やかな紅葉が期待できそうです!
【最新】2024 福島市紅葉情報
9月26日より毎週木曜に更新していきます。福島市内・紅葉観光スポット最新の見頃情報は以下の記事をご覧ください。
行き方は? 磐梯吾妻スカイラインへのアクセス方法
期間限定で観光周遊バスが運行
絶景が楽しめるため、県外からも多くの方が訪れる磐梯吾妻スカイラインですが、残念ながら公共交通機関が通っていません。
10月6日、13日、11月11日限定で福島交通観光から「リト リーフアートミュージアム福島と絶景の磐梯吾妻スカイライン・ふくしまの果物狩り観光周遊ツアー」が運行します。
葉っぱ切り絵アーティストのリトさんの作品が展示されている日本初のアートミュージアムと磐梯吾妻スカイライン、くだもの狩りがセットになった周遊ツアーは見逃せませんよ。
観光周遊バス以外のアクセスには、自家用車、レンタカー、観光タクシーをご利用ください。
観光タクシーの一例
観光タクシーは福島駅西口にある「福島市観光案内所」で手配可能です。他にも宿泊ホテル斡旋、市内の観光案内などにも対応していますので、お気軽にお立ち寄りください。お電話でのご予約も承っています。
<一例> スカイライン3時間コース |
JR福島駅 ⇔ 高湯ゲート ~ スカイライン<吾妻八景 浄土平>(スカイライン観光1時間15分) ~ 土湯ゲート ~ 四季の里(30分) ⇔ JR福島駅 【85km】 |
普通車15,900円/大型・特大車24,000円
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JR福島駅・高湯温泉・土湯温泉出発のタクシープランを利用すれば、地元タクシードライバーの案内で、手軽に絶景の浄土平までのドライブを楽しめます。
タクシーで巡る福島市観光ルート案内①(スカイラインコースをご参照ください)。
お出かけ前にチェック! 周辺の道路・渋滞状況について
道路状況について
紅葉のスカイラインを楽しむために、下記ポイントを踏まえてお出かけください。
- 見頃を迎えた天気の良い週末には、浄土平駐車場が早い段階で満車となり、土湯側・高湯側の両方から渋滞が発生します。給油やトイレは済ませてから、時間に余裕をもってお出かけください。
(例:旧高湯ゲートから浄土平までは通常は30分ほどですが、紅葉のピーク時は5時間ほどかかることもあります) - 朝晩の冷え込みにより路面凍結が見られた場合には、通行止めになる可能性があります。
- 吾妻山は活火山です。現在の吾妻山の噴火警戒レベルは「1」で入山可能ですが、火山ガス濃度が基準値を超えると通行止めになります。
直近でお出かけの際は、出発前に以下の公式サイトやSNSなどをチェックしてくださいね。