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【ピーチホリデイ2022食レポ】 Vol.10 夢の桃のパフェ「ミニョン」 by パティスリーエクロール
毎年味わいたい、福島の桃を使ったご”褒美パフェ”
ピーチホリデイ2022食レポ、10回目の今回は、幅広い層から支持を受ける大町「パティスリーエクロール」のオーナーパティシエ鈴木智絵(すずきちえ)さんによる桃のパフェをご紹介します。
昨年は福島の桃を使って「Parfait du Luxes(贅沢なパフェ)」をテーマに大人のピンクでまとめた「ロゼ」とオリエンタルな「ブラン」の2種のパフェを開発していただきました。桃の風味を活かしたソルベ、杏仁豆腐と桃の意外な取り合わせ、福島産米粉を使ったクリスピーなシュトロイゼルなど、鈴木パティシエのフランス仕込みの高い技術を余すところなく活かしたパフェにファンは大喜び、大好評を博しました。
フランス修行ののち東京の超一流店を経て福島市で開店
さて、パフェのレポートの前に、鈴木パティシエの経歴からご紹介しましょう。
フランスの星付きレストランのシェフパティシエのスキルによって福島の美味しい桃がどんなパフェになるのでしょうか。
昨年の「ロゼ」「ブラン」に続き、今年のテーマは「mignon(ミニョン)」。かわいらしいという名の桃のパフェです。(パフェの提供は8月いっぱいで終了)
いくつもの層が重なる大人の桃パフェ
カフェコーナーのテーブルには、「mignon(ミニョン)」の説明がありました。
ボトムから、桃のゼリー、桃のコンポート、杏仁豆腐、桃とグロセイユ(赤すぐり)のソース、米粉のシュトロイゼル、ライチとミルクのソルベ、グロゼイユとライチのグラニテ、グロゼイユと桃のソルベ、桃果肉、グロゼイユ、そしてトップには赤桃のチュイルと、合計11種のパーツで仕上げたピンクの美しい層は、横から見ても、上から見ても、見とれるほどの美しさです。
今年のパフェは、グロセイユ(赤すぐり)が随所にアクセントとなっているのがポイント。甘みの強い福島の桃に酸味が高い赤すぐりが引き締めて、清涼感も与えてくれるので、ボリュームがありながらも全体的に甘みを抑えたライトなパフェになっています。
最初のチュイルを食べた後は甘みを押さえたグロゼイユと桃のソルベで清涼感を感じたあと、生の桃を味わい、上質なグラニテでクリーミーさを受け止め、さらにソルベ。ライトな入りから、いよいよ本丸の「桃」がたっぷりの層に入ります。米粉のシュトロイゼルでクリスピーさを楽しみながら、香りが高く桃の食感を残した桃のコンポートとソースを口の中でマリアージュ。杏仁クリームが味のアクセントになり、全体をまとめてくれています。最後は桃のゼリーと杏仁が混じり合い、大満足のパフェタイムでした。
限定商品のため、13時に受付をスタートしてこの日はすぐに終了してしまったようです。
8月末までということで、今年の提供日は残り少なくないですが、間に合わなかったという方は、来年のピーチホリデイ2023をぜひ楽しみにしていて下さい。
店舗情報
住所 | 福島市上町5-6上町テラス1階 |
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TEL | 024-563-6558 |
営業時間 |
11:00~19:00(土曜・祝日は18:00まで) |
定休日 | 日曜日 他臨時休業有り |
駐車場 |
あり(提携駐車場:1,500円以上のお買い物で上町まちなかパーキング30分無料) |
HP・SNS | |
備考 | 【テイクアウト】 ケーキ・焼き菓子・マカロン・パン可 パフェ等のイートインメニューは不可 |