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3年ぶりのリアル開催!待望の「福島わらじまつり」が復活

福島の夏の風物詩が帰ってきた

東北を代表するまつりの1つ「福島わらじまつり」。8月5日から3日間、福島市の国道13号信夫通りをメイン会場に開催されました。

コロナ禍によって2年連続で通常開催が出来ず、リアル開催は3年ぶり!福島に熱気あふれる夏の風物詩が帰ってきました。

福島わらじまつりとは

「福島わらじまつり」は、毎年2月に大わらじを信夫山の羽黒神社に奉納する「信夫三山暁まいり」に由来し、1970年に始まりました。大わらじは2月と8月に2回奉納することで一足分となり、市民の健脚などを祈願します。

全長12メートル「日本一」の大わらじ

まつりの参加者が踊る「わらじおどり」は、2019年第50回の節目に大幅リニューアル。福島市ゆかりの音楽家、大友良英さんがプロデュースし、生演奏によるダイナミックな音楽に変わりました。

迫力ある和太鼓や笛の生演奏

音楽に合わせ踊りも一新、「わらのわ」と呼ばれる輪を両手に持ち、健脚をイメージさせる下半身の動きに特徴をつけています。その人のレベルに応じて誰でも楽しく参加できる踊りとなりました。

第50回福島わらじまつり≪画像提供 福島わらじまつり実行委員会≫

熱気あふれる「わらじおどり」

5日と6日夜に行われた「わらじおどり」。
今年は、通常の輪踊りではなく流し踊り形式とし、その分観覧席のスペースを確保。観覧席での飲食は原則禁止など、感染症対策をしながらの実施となりました。

おどりの前後には「わらじパレード」が行われ、全長12メートルの大わらじが練り歩き、観客を盛り上げました。

5日の「わらじパレード」、わらじの上で福島市木幡市長が盛り上げる

「わらじおどり」には2日間で26団体、約1200名が参加。リニューアルした踊りに会場は賑やかな雰囲気に包まれました。3年ぶりの夏祭りの開催に、多くの人が会場を訪れ楽しんでいました。

大わらじは7日に羽黒神社に奉納され、まつりは幕を閉じました。
また来年をお楽しみに。

撮影:菅野定之さん

撮影:菅野定之さん

わらじまつりに関するお問い合わせ先

   福島わらじまつり実行委員会
 住所 福島市三河南町1-20 福島商工会議所内
TEL 024-572-7118
公式サイト

公式ホームページ
公式Twitter
公式Facebook
公式YouTubeチャンネル

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渡邉紀子

レギュラーライター

渡邉紀子

10年間銀行に勤務した後、専業主婦に。2児の子育てをしながら、福島の美味しい食べ物や美しい景色に魅了される。より多くの人に福島の魅力を発信したいという思いからライターへの挑戦を決意。2020年より県内の情報サイトで執筆中。食べる事が大好き!

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