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【ふくしまの涼スポット】Vol.2 まるで天然のクーラー!「流しそうめん 吾妻庵」
平均気温は約20℃ 滝の音で涼しさ倍増
東北自動車道福島西ICから車で約20分、標高約700mにある「流しそうめん 吾妻庵」。
大自然の中で、子どもも大人もアクティビティ感覚で楽しめる食べ放題の流しそうめんが大人気です。
目次
吾妻山麓の恵は「天然のクーラー」
目の前に広がるのは、壮大な滝。
吾妻庵は、この吾妻山麗から流れる澄んだ湧水を使った、大自然を丸ごと堪能できる「流しそうめん」が楽しめるのです。
訪れた日の福島市の最高気温は、約30℃でしたが、吾妻庵の平均気温は約20℃と、ひんやりとして心地のいい気温です。
さらに、滝に近づいてみると「ザアーザアー」と流れてくる水の音と共に、冷気がまとい、まるで天然のクーラーです。
滝の下に設置してある温度計の気温は、なんと「15℃」を指していました!
しばらく居ると、涼しいを通り越し、半袖では寒いくらいの体感になってきますので、羽織るものを持参すると安心です。
まるでアクティビティ⁈五感で楽しむ「流しそうめん」
おすすめメニューの「流しそうめん天セット」を注文し、早速、ダイナミックな流しそうめんにチャレンジです。
今回は、流しそうめんが大好きな小学生にチャレンジしてもらいました。
店員さんによると、滝を正面にして、聞き手と反対側のレーンに座ると、流しそうめんを取りやすいとのことです。
さぁ、緩やかな湧水の中を、そうめんが流れてきました。
親「そうめん、来たよー!」「行けー!!」
子どもを見守る親の方が声援⁈に力が入ります。
もはや、運動会の競技を観覧している状態です。
親「よし!そうめん取った。」「器近づけて、入れて」
ふぅ〜、無事にそうめんが、めんつゆの中へと入っていきました。
子どもは「もっと水の流れが早くても大丈夫!」と自信満々です。
まるで親子アクティビティに参加している感覚で、非常にエキサイティングです。
吾妻庵のそうめんは、3種類の小麦粉をブレンドしたオリジナル麺で、取りやすいように、一般的なそうめんよりも少し太めに作られています。
吾妻山麓の湧水でキュッと引き締まり、喉越しつるんと、「あぁ〜、日本の夏はやっぱり流しそうめん」なんてホッと一息ついたのも束の間、続いて、流れてきたのは……
福島県産の「ミニトマト」です。
コロコロ、コロコロと、そうめんよりも掴むのが大変です。
大きく手を広げ、なんとかゲットしました。
実は、1日数回、サプライズタイムを設け、そうめん以外の福島の特産品なども流れてきます。
少し前までは「さくらんぼ」も流れていました。
いつ何が流れてくるかシークレットと言うのも、行く楽しみが増えますね。
さて、吾妻庵のこだわりは、流しそうめんにとどまりません。
朝採りの「クレソンの天ぷら」
クレソンは、近くの山の斜面で栽培しているもので、福島の大自然の恵である山菜です。
私は、クレソンをここで初めて食べて以来、ここに来ると必ずオーダーするほどハマりました。
クレソンは、苦味や少し辛味があると言われていますが、吾妻庵の「クレソンの天ぷら」は、サクサクとしてクセがなく、非常に食べやすいのです。ぜひ試してみてくださいね。
新鮮獲り立ての「にじますの塩焼き」
さらに外せないメニューが「にじますの塩焼き」。
目の前の生け簀から獲ったにじますを炭火でじっくり焼き上げています。
身はもちろんのこと、子どもは「皮全部ちょうだい」と言うほど、パリパリの塩味がこれまた一度食べたらやみつきになり、リピートしています。
因みに「渓流釣り堀」では、自ら釣って持ち帰ることもできます。
新たな名物誕生となるか「やきいも天」
最後に、スタッフさんが「名物にしたいんだ!」と運んできてくれたのが、こちら。
「焼き芋」をそのまま天ぷらにした「やきいも天」です。
食べてみると、ねっとりして、甘みが強い!
子どもが「美味い」と言って、気が付いたら、ほぼ全てを食べ切っていました。
吾妻庵の新たな名物になるのか⁈注目です。
福島市の夏は、これからが暑さ本番!
涼を求めて、マイナスイオンたっぷりの滝を目の前に、流しそうめんと福島市の大自然の恵みを親子で満喫してみてはいかがでしょうか。
きっと夏休みの楽しい思い出の1ページになることでしょう。
「流しそうめん 吾妻庵」店舗情報
住所 | 〒960-2158 福島県福島市佐原竹ノ森1 |
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TEL | 024-593-3949 |
営業時間 |
10時00分~16時00分(L.O.) ※4月下旬~10月中旬のみ営業 |
定休日 | 不定休 |
駐車場 |
あり |
HP・SNS | |
備考 |
※予約不可 |