掲載日 2022.07.23 / 更新日 2023.10.20

【ふくしまの涼スポット】Vol.1 磐梯朝日国立公園内「土湯温泉エリア」おすすめ4選

子供と楽しむウォーターアクティビティ！

豊かな自然溢れる磐梯朝日国立公園の中にあり、温泉街の街歩きと自然探索の両方を楽しむことができる土湯温泉。ここは、盆地で暑い福島市内中心部に比べて約5〜10℃程気温が低い福島の避暑地でもあります。

街のどこを散策していても川の流水音が響き渡り聞いているだけで涼しさを感じるのですが、この土湯には、更に涼を感じる場所があるのです。

今回は、この夏おすすめの“土湯温泉涼スポット”を４カ所ご紹介します。

１、足湯「土（つち）ゆっこ」×水辺でリフレッシュ

2022年7月18日撮影。紫陽花が綺麗に咲いていました

まず最初にご紹介するのは、土湯温泉の入り口にある巨大こけしから徒歩1分程。土湯温泉街にある4つの足湯の中で唯一木々に囲まれた自然の中にある「土（つち）ゆっこ」です。

泉質はアルカリ性単純温泉で、源泉（中継槽）の温度は65℃。熱い場合は自分で水を足し温度調節可能です。

足湯のすぐ目の前には、荒川の支流・東鴉川が流れています。川鳴りや木々の囁きを全身で感じながら足湯に浸かれるので、と〜ってもリラックスできます。

川へは階段があるので、簡単に降りることができますよ。

足湯で温まった足を冷たい川水に入れるのは快感です。

夏バテ気味の方やエアコンに当たりすぎで体調がいまひとつの方には、疲労回復や自律神経を整える効果があると言われている温冷交互浴もおすすめです。是非、足湯と川水を繰り返してやってみてください。

ちなみに、水遊びができるかな？と水着を着用して行ってみたのですが、浅瀬部分は狭く上下流は流れもあるので、足を入れて楽しむ程度にしました。川遊びをする際は、十分ご注意くださいね。

※この橋の下流部は入水禁止：写真にある橋の下流部の先には「滝」があるため、川遊びをする際は、この橋の上流部分のみでお願いします。また増水した川は非常に危険ですので、増水時は絶対に近づかないでください。

２つ目にご紹介するのは「土ゆっこ」から更に3〜4分程歩くと見えてくる「滝のつり橋」です。見た目はちょっとレトロな橋で揺れないか心配ですが、ご安心ください。

とても頑丈にできていて、子どもが走った程度ではピクリとも動きませんでした。

橋の上からは気持ちの良い景色が見えます。そして川風が快感！さわやかな涼を感じるスポットです。

また個人的にもっと涼を感じたスポットが、つり橋の50m程手前にある石段です。

滝の水飛沫が川風に乗ってここまで届き、マイナスイオンを全身に浴びることができます。滝の瀑声に全ての音がかき消され、自然と一体となったかのような非常に贅沢な心地よさが。

川の中央に座ってこの景色と感覚に浸っていると、夏の蒸し暑さをすっかり忘れ、自然のエネルギーを感じることができますよ。

３つ目にご紹介するのは、土湯温泉街から車で10分ほどの奥地にある「女沼」です。

こちらでは、ボードの上に立ちパドルを漕いで水面を進んでいく「SUP（サップ）」やパドルを使って水をかき前進する小船「カヤック」などをレンタルして遊ぶことができます。

ベテランインストラクターのみなさんが、遊び方や楽しみ方もレクチャーしてくれますので、初心者の方はもちろん、老若男女問わず、雄大で手つかずの自然を使ったウォーターアクティビティを堪能することができます。

女沼住所	〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町女沼頭
レンタル運営元	一般社団法人 F-WORLD（CHANNEL SQUARE）
公式HP	http://channelsquare.jp/journey/

最後にご紹介するのは、上記でご紹介した「女沼」の他、「男沼」「仁田沼」の湖沼群、若武者とお姫様の秘話があるという「思いの滝」など、森林浴を楽しみながら散策できるハイキングです。

ここ一帯はマイナスイオンが一般的な森林よりも多く、夏でも清々しく過ごすことができます。

土湯温泉の観光案内所にて、詳しいルートや各所のマイナスイオン値、遊歩道の状況などが載っている森林セラピーマップを配布しているので是非ご活用ください。

未舗装道や急な坂道や、野生動物も生息している一帯ですので、歩きやすい靴や服装でお出かけくださいね。