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室屋義秀さんの活動拠点「ふくしまスカイパーク」は遊具やカフェもある飛行場

運が良ければ練習風景が見られるかも?!

※2024年5月にカフェは閉店しました。

地上と大空を結ぶ航空公園

福島市中心部から北西に約10km、吾妻連峰をはじめ、新緑の美しい山々とスカイブルーの青空が出迎えてくれる「ふくしまスカイパーク」。
農産物の空輸を目的に、1998年に開場しましたが、現在は「地上と大空を結ぶ航空公園」として、スカイスポーツと農業振興を融合したイベント開催、防災・災害対策など、広く市民や観光客に利用されています。

東北中央自動車道福島大笹生ICから車で、約10分「ふくしまスカイパーク」 標高は、402m

また、福島市在住のエアレースパイロット室屋義秀さんの活動拠点でもあり、エアレースで世界の頂点を目指すアクロバティックな飛行を目の前に、興奮と感動を抱く「天空の飛行場」です。

室屋義秀エアレースパイロットの飛行が目の前に

管理棟の屋上からは滑走路を一望。航空機の離着陸の様子を間近で見ることができます。

訪れた日は、室屋義秀エアレースパイロットのアクロバティックな飛行練習の様子を見ることができました。

管理棟の屋上より撮影

初めて目にする曲技飛行、機体がクルッと美しく回る様子に「わー、すごい!」と終始、興奮と感動で、飛行に目が釘付けになりました。

その感動を一目おさめようと、カメラを構えたのですが、高度が高くスピードもあるため、静止画で捉えることはとても難しかったです。スマートフォンの場合は、動画の方が撮影に向いているかもしれません。

大空へと飛行する機体 (右中央下)

運がよければ、エアレースで世界一を目指す室屋さんの挑戦する姿を見られるかもしれない・・・それがこの場所の魅力のひとつです。

大空と大地をつなぐ滑走路

さて、今回は特別に、滑走路内に入らせてもらいました。
滑走路の長さは800m、幅は25mです。実に真っ直ぐで、広くて、とても気分爽快です。

東日本大震災においては、支援物資中継基地などとして使用された。

滑走路に目を向けると、所々に亀裂などの東日本大震災の爪痕が見られます。震災の風化を防ぎ、次世代に教訓を受け継ぐという一面を担っていることが、他のスカイパークにはない「ふくしまスカイパーク」のひとつの特徴ではないでしょうか。

そして、この先から眼下に見えるのは、自然と人々の暮らしが垣間見える山間の集落。

福島市飯坂地区

これぞ日本の原風景、心落ち着く景色です。

「機体展示場」を一般公開

現在はコロナの影響で、滑走路内での子供たち向けの課外授業や公開イベントなどは、なかなか開催できない状況ですが、土・日・祝日は「機体展示場」を一般公開しています。

※一般公開で機体を見られるのは、展示場の2階からのみです。

機体展示場の2階から、数台の機体を見て楽しむことができます。

開場時間は、土・日・祝日の午前10時~午後4時まで

さらに、ふくしまスカイパークの醍醐味は、福島県産の食材を使ったこだわりの料理を堪能しながら、飛行や雄大な景色が見られることです。

天空のカフェ「Wing Cafe」※閉店しました

※2024年5月に閉店しました。

スカイパーク内の大自然と大空が気持ちいい「Wing Cafe」。

営業は、月・火を除く午前10時~午後4時(月曜日が祝日の場合は営業)

雄大な山々を臨むテラス席からは、ゆったりと食事を楽しみながら、小型飛行機の離着陸を見ることができます。

テラス席は、ペット同伴可

栄養士の資格を持つシェフが作る、福島県産の食材を豊富に使った体に優しい料理が自慢です。
中でも、シェフ一押しで、室屋さんもお気に入りのメニューが「半熟卵のオムハヤシ」。

半熟卵のオムハヤシ/サラダ・ドリンクセット 1,400円(税込)

とろっとろの半熟卵に、贅沢に大きめの福島牛がゴロゴロ入っています。お肉もとろっと柔らかく、旨味が口の中に広がります。ソースは、深いコクの中に自然な甘みがあり、半熟卵との相性も抜群!皿の中のソースまでピカピカに全てさらいました。

「半熟卵のオムハヤシ」単品は、1,050円(税込)

シェフによると、トマトと玉ねぎをじっくりと時間をかけて煮込んだ特性ソースだということで、まさに家庭では再現できないレストランならではの逸品です。

タイミングよく、小型飛行機の離着陸に出逢いました。スカイパークの公式サイトで、飛行計画カレンダーを公開していますので、お出かけの際はぜひご参考ください。

カフェテラス前には、広大な滑走路が広がる。

大空へ飛び立つ機体を見るのは、希望を乗せている気がして、胸が躍りますね。

Wing Cafe

希望の空へ

最後に、子どもと楽しめる遊具のある公園内の彫刻をご紹介します。
一度見たら忘れられない印象的な彫刻、東の空を見つめる「蒼龍」です。

彫刻「蒼龍」愛称は「ブルゴン」

福島市内のハンディのある子どもたちが、10年と言う歳月をかけて、彫刻家とともに作り上げました。
石像には、ひとつひとつ物語が刻まれています。

石像には、ブルゴンと少年の心温まるストーリーが刻まれている。

いったいどんなストーリーが編まれ、そして、蒼龍が見つめる東の空は、どんな空なのか……

それはぜひ、ふくしまスカイパークに足を運び、あなた自身で体感してみてください。

ふくしまスカイパークは、心晴れやかになる「希望の空」に出会える場所なのです。

施設情報

施設名 ふくしまスカイパーク
住所 福島県福島市北沢又字日行壇7番地の48
TEL 024-563-6589
開館時間

8:30~17:00

休業日

冬期閉場期間(12月29日~翌年3月31日)

料金

見学無料
※飛行場利用の方は、公式ホームページをご確認ください。

駐車場

あり(無料)
※イベントなどによっては、駐車場が有料となる場合あり
※公共の交通機関(電車、バス等)なし

アクセス

【車】
東北中央道 福島大笹生IC 福島西部広域農道経由 約10分
東北道   福島飯坂IC 国道13号線経由 約16分

HP・SNS等

公式ホームページ

その他

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