ふくしまの冬限定のお楽しみ！「あぶくま親水公園」で白鳥観察のあとは「カワベリーカフェ」でまったり♪

こんにちは。リポーターのあっこです。
白鳥の飛来地としても有名な阿武隈川に、今年も白鳥がやってきたと聞き、早速行ってきました。

白鳥を間近に観察できる「あぶくま親水公園」

福島市を南北に縦断する阿武隈川は、白鳥の飛来地としても有名です。
例年、11月中旬には、シベリアからオオハクチョウなどが飛来し、春先3月頃まで見ることができます。

白鳥を間近に観察でき、子どもの遊具やゆったりできるベンチもあるあぶくま親水公園です。

今年も白鳥飛来の便りを聞き、わくわくしながら行ってみると、「あれ？」鴨はたくさんいますが、お目当ての白鳥は、1羽しか確認できず…

これはどういうことだろう…と思った私は、ここから車で2,3分の場所にある福島市小鳥の森に聞き込みに向かいました。

白鳥観察に適した条件とは

福島市小鳥の森にあるネイチャーセンターです。

今回、白鳥のことを教えてくれたのは、日本野鳥の会ふくしま　福島市小鳥の森担当　レンジャーの増渕翔太さんです。鈴木「白鳥が20羽くらいは見られると思ってきたのですが、今日は1羽しか見られませんでした。今年、阿武隈川に飛来する白鳥の数は少ないのですか。」

増渕「そうですね。原因は分かりませんが、例年と比べると、4、5分の1程度かもしれません。ただ、毎日20、30羽はいるかなと思います。」

鈴木「きょう私は、なぜ1羽しか見られなかったのでしょうか。」

増渕「1つ目は、時間帯ですね。白鳥は、朝8時前くらいには、餌を求めて田んぼなどに飛び立ちます。そして、だいたい夕方頃に、また川に戻ってくるのですよ。」

鈴木「なるほど！私は、午前11時くらいに阿武隈川に行きました。ちょうど白鳥の留守の時間帯だったのですね。早朝と夕方頃がベストですね。」

増渕「2つ目は、気象条件も関係してきます。雨で水かさが増し、白鳥の居場所となる中州が狭まってしまったり、本流と一体化してしまったりすることがあります。」

鈴木「確かに、今週は雨が多く降りました。白鳥が羽を休める中州があまり見られなかった気がします。晴天続きの日が観察には最適ですね。ありがとうございます。」

次回は、時間帯と気象条件を考えて、白鳥に会いに行きたいと思います！
白鳥に関する詳しいことを知りたい方は、ぜひ福島市小鳥の森に聞いてみてくださいね。

福島市小鳥の森
阿武隈川以外の福島市近隣の白鳥飛来スポットは、こちら。

・福島市泉地区と北沢又地区の間を流れる「松川」（川寒運動公園付近）
・福島市と二本松市の境を流れる「水原川」

白鳥にちなんだ映えスイーツが味わえるカフェ

あぶくま親水公園すぐ側、阿武隈川沿いに佇む「Kawaberry cafe（カワベリーカフェ）」、外壁も水色と白色で、どことなく、川面と白鳥をイメージさせます。

中は、木の温もりあふれる落ち着いた雰囲気です。

私が訪れた日は、クリスマスムードに包まれていました。

大きな窓からは、信夫山と阿武隈川、晴れている日には、遠くに吾妻小富士を望むことができ、福島市の美しい大自然を眺めながら、まったりとした時間を楽しむことができます。
早速、「スワンシュー」とホットカフェラテを注文しました。
「かわいい！」と思わず歓声を上げてしまいました。
白鳥をイメージしたシュークリームはもちろん、クマのラテアートのかわいさに、ほっこりです。

まずは、白鳥の飛来地に由来して作られたスワンシュー。
柔らかなパイの中には、上に、甘さ控えめな少ししっかりめの生クリームと、下に、バニラの甘い香りの漂うカスタードクリームが入っています。
生クリームには、黄桃が添えられていて、他にはいちごが使われることが多いそうです。
周りに添えられた焦がしアーモンドが香ばしく、甘酸っぱいフランソワーズのシャーベットもあり、一皿で、さまざまな味を楽しめる贅沢なスイーツです。

続いては、カフェラテ。

ラテアートの絵柄は、その日のスタッフの気分によって変わるとのこと。「きょうは、どんなアートかな。」と美しい窓の外の景色を眺めながら、想像する時間もとてもわくわくしますね。

スワンシューはテイクアウトも可能です。

さらに、テイクアウト限定品のスワンのマドレーヌもあります。
阿武隈川で白鳥を見たお土産にするのも思い出に残りますね。

また、オーナー手づくりの「てくてくお散歩マップ」もありますので、天気の良い日は、マップ片手に散策するのも、おすすめです。

あなたも、ぜひ冬限定の白鳥観察を楽しんでみてはいかがでしょうか。

（取材 / 執筆　鈴木亜紀子）

Kawaberry cafe（カワベリーカフェ）