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【福島駅西口改札前】福島市観光案内所を使い倒そう!【動画レポあり】
目からうろこの利用方法も?観光客目線での詳細レポート
皆さんは、観光案内所をどのように利用されていますか?
「街歩きマップをもらうだけ」「地元のグルメ情報を探すため」、そんな使い方をされる方が多いのではないでしょうか。
今回は、JR福島駅西口にある福島市観光案内所に行って、「観光客目線」で色々と教えてもらいました。
ただ情報を集めるだけではもったいない、観光案内所の新たな使い方を発見できましたよ!
全国的にも珍しいスタンドタイプの観光案内所
福島市観光案内所は、全国的にも珍しいスタンドタイプ(=立ってお話をする)です。よくある、カウンター越しに観光客とスタッフさんがお話しするスタイルとは少し違います。
利用者さんは興味の赴くままに各コーナーを見てまわり、気になるパンフレットがあればもらって帰ったり、スタッフさんに質問したり、休憩したり。何をするのも自由なスタイルです。
利用者さんが室内に入ると、スタッフさんはさりげない位置で見守ってくれますよ。英語対応できるスタッフさんも常駐しています。気になることや困りごとがあればどんどん質問してみましょう。
観光案内所の室内は、このようにエリア分けされています。
↑飯坂温泉・土湯温泉・高湯温泉は福島市の3温泉地。どの温泉地へも、同じ位の時間で移動できます。
↑朝ドラ「エール」コーナー。福島市のロケ地をめぐる聖地巡礼に来た利用者さんは必ず見ていかれるそうです。
↑お土産コーナー。福島市公式キャラクターのももりんグッズや、「エール」の古関裕而グッズ、ももジュースなど、コンパクトなサイズのものが並びます。見ているだけで楽しい!
↑お土産コーナーの売れ筋は、こけし作家徳永慎一さんの作った土湯こけし。槐(えんじゅ)の原木を使用しており、縁起が良いとされています。一点もので生産終了品もあるので、早い者勝ちですよ!(2021年10月現在)
↑1枚10円で有料コピー、フリーのWi-Fi完備、android・iPhone充電OK。旅先でスマホの電池が切れてしまったときの駆け込み場所として、覚えておくと安心ですね。
二瓶所長:私たちスタッフにとっては、各コーナーのチラシやパンフレットは、「利用者さんの興味や要望を知る材料」です。「こんなこと聞いてもいいのかな…?」と他愛ないことでも全然構いません。気軽にお話ししましょう!
観光庁の「観光施設における心のバリアフリー認定制度」認定施設
福島市観光案内所は、2021年9月に「観光施設における心のバリアフリー認定制度」の認定を観光庁から受けています。この認定は、バリアフリー対応・情報発信に積極的に取り組む姿勢のある観光施設が対象で、認定を受けているのはなんと東北地方ではここだけなんだそう。
福島市観光案内所でご案内できること一例
- 立ち話が難しい方は椅子のあるコーナーへご案内
- カウンターで筆談
- 利用者さんの環境や体調に合わせた観光ルートを提案
- バリアフリーの宿を紹介(エレベーターに近い部屋がいい、畳の部屋に簡易ベッドを置いてほしいといった要望に対応できる宿)
- 有料での車いすレンタル(事前予約がおすすめ)
- 杖をおくスタンドを設置
二瓶所長:「心のバリアをなくすこと」を目的に認定を受けました。
ご高齢の方や障がいをお持ちの方は、旅行を諦めてしまったり、不安が多かったりするもの。
まずは、「〇〇だからできない」ではなく、「〇〇だけどここまでならできる」と、整理しましょう。
「できること」をヒアリングして、利用者さんやご家族が快適に過ごせるお手伝いをします。
ぜひ気軽に問い合わせをしてみてください。
タイプ別!観光案内所の便利な使い方をご提案
ここからは、旅を計画する時のタイプに分けて、おすすめの使い方をご提案します。
- タイプ1:旅行プランは全部自分で作ります!
- タイプ2:自分で旅行プランは作るけど、ちょっと不安だな…
- タイプ3:オーダーメイドの旅のプランを誰かに作ってほしい!
それでは、順番にみていきましょう。
タイプ1:自分の旅行プランに自信がある人は、ふらっと立ち寄ろう
旅行先で特に困りごとがなければ、観光案内所ではパンフレットや情報を集めたり、地元民のスタッフさんと軽くおしゃべりするのがオススメです。穴場的スポットや、お得な情報をゲットできるかもしれませんよ。
ちなみに私はこのタイプでした。
二瓶所長:年2回発行の「ランチde食うポン」を使えば、1,500円のランチが1,000円で食べられるお店もあるので超お得です。
タイプ2:自分の旅行プランに不安がある・空き時間がある人は、旅行の前に寄ろう
「不定休で休館日がわからない」「〇〇までレンタカーでいけるかな?」と不安を抱えたまま、いつの間にか旅行当日…あるあるですよね。「チェックインまで3時間ヒマ」なんてこともしばしば。
そんなあなたは、初日、真っ先に観光案内所に寄って、スタッフさんに旅行のプランをチェックしてもらいましょう。
「問い合わせたら休館日でした。こちらに行かれては?」「〇〇はレンタカーではこの時期は厳しいですね」などと、的確なアドバイスを返してくれますよ。
これらは二瓶所長が利用者さんの旅行プランの相談に乗ったとき、実際にあった事例。
別の利用者さんには、「旅行の前にここに来ておけばよかった」と言われたこともあるそうですよ。
地元民かつ旅案内のプロであるスタッフさんに、あなたの旅のプランを事前にチェックしてもらいましょう。情報をアップデートしておけば、不安のない楽しい旅になりますよ。
二瓶所長:福島駅にいて3時間空きがあるなら、春はレンタサイクルで花見山、秋はレンタカーでスカイラインの紅葉を楽しむのがオススメです。
タイプ3:自分にあった旅行プランを提案してほしい人は、ノープランのまま直行しよう
「朝ドラ『エール』が良かったから連休で福島市に行きたい!でも自分でプランを考えるのはめんどくさい!」そんなあなたは、旅の準備だけして、観光案内所に直行しましょう。
あなたに合ったプランを「これでもか!」と提案してくれますよ。宿泊の手配もお願いできます。
実際の利用者さんで、4日間の滞在中、観光案内所を拠点にして二瓶所長が提案したプランを楽しみ、大満足で帰っていった方もいるんだそうです。
東北旅行で北上中の利用者さんには、宮城県の観光情報を提供することも。他の地方の観光案内所と利用者さんをつなぐこともできるそうですよ。
完全オーダーメイドの旅行を楽しみたい人は、観光案内所を旅の拠点にしてしまいましょう。
二瓶所長:旅の目的や行きたい場所、同行者、予算など、あなたのストーリーを聞かせてください。一緒に最高の旅のプランを考えましょう。
おわりに
このページでは、西口にある福島市観光案内所をご紹介しました。
観光やイベント情報を紹介するだけでなく、旅行代理店のような役割も担っているなんて驚きです。
これからは私も旅行前に観光案内所に寄って、自分のプランをチェックしてもらおうと思います。
ヒマつぶしにちょっと立ち寄るだけでも大歓迎だそうですよ。
福島市観光案内所をフル活用して、福島市の旅を満喫してくださいね。
あっこの動画レポートはこちら↓
基本情報
福島市観光案内所
住所 | 〒960-8031 福島県福島市栄町1-1 JR福島駅西口 2階(新幹線改札前) |
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電話 | 024-531-6428 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 年中無休 ※新型コロナ感染拡大により臨時閉鎖する場合あり |
駐車場 | なし(JR福島駅西口・福島駅西口駅前広場整理場が最寄りです。※入庫から30分まで無料、以降20分毎に100円) |
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