【県内初】 10月4日スタート !「機械翻訳」のための日本語プレエディット講座 訪日外国人客受け入れ大幅緩和を受け開講
外国語対応の改善に即活かせるスキルが学べる!
AIを使った和文英訳は「まず日本語を編集」すれば格段に精度がアップ
訪日外国人観光客受け入れ条件が6月以降G7並みに大幅緩和されたことにより、インバウンド需要のさらなる増加が期待される一方で、訪日観光客に対する外国語対応の改善・強化は、観光業界における喫緊の課題でもあります。このような状況を受け、一社)福島市観光コンベンション協会は、インバウンド対策の一環として新たな取り組みを10月より開始いたします。
HP、SNS等での自社の商品・サービス・施設の案内表記、FAQ、そしてお問合わせメールへの回答といった様々な「文書」の英語化を手間とコストをかけずに行う「機械翻訳ツール」の効果的な活用法を学ぶ「機械翻訳のための日本語プレエディット講座」をオンライン授業形式で開講いたします。
「Googleなどの機械翻訳を使って英文を和訳してみたら、意味不明の日本語になって出てきた」という経験は、日本人なら誰もが持っているのではないでしょうか。これは和文英訳でも同じで、機械翻訳そのままだとネイティブには理解ができない英文になることが多くあります。
これは、言語体系が異なる日本語と英語の文法の違いや語順の違いなどによるものです。この対策として本講座では「日本語原文を英語のロジックに直してから翻訳にかける」ことで訳の精度を上げる「プレエディット(事前編集)」の手法や出てきた英訳が正しく翻訳されているかを確認する方法、といった実務で即活かせるスキルを習得していきます。講師は、日本有数の国際都市京都を拠点に活躍する現役プロ通翻訳者が担当し、現地からオンラインで丁寧に指導いたします。
今回の取り組みは、福島市内の各観光関連施設が適切な言語対策を施し、訪日外国人旅行者の満足度向上、およびさらなる訪日観光客の取り込みにつなげることを目的に実施するものです。報道各社の皆様におかれましては、より本格化するインバウンド対策に真摯に取り組む観光関係者の皆様の姿をぜひ取材いただきたくご協力のほどよろしくお願いいたします。
1.開催日時
・2022年10月4日(火)~10月25日(火) 10:00~11:30 全3回
2.開催場所
・Web会議ツール「ZOOM」を使用したオンライン授業
※各回終了後Youtubeでのアーカイブ配信あり
※初回授業のみ、オンラインでの公開授業あり
3.講義内容
・機械翻訳の特性を理解し、より精度の高い英訳のための日本語原文の作り方
・翻訳された英訳の精度を上げるための方法 など
※機械翻訳ツールは“DeepL“を使用
※英語力不問:あくまで日本語原文の編集スキルを学ぶ講座のため英語力は問いません。
4.参加対象者
・福島市観光コンベンション協会会員様、観光関連4団体所属会員様及び職員様、当会職員など
5.講師紹介
・奈良 葉子氏
通訳者、翻訳者、英語講師
立命館大学国際関係学部卒。実用英語検定1級、通訳案内士(英語・京都府登録)、TOEIC® 990点
外交官を経て、フリーの翻訳者・通訳者として京都を拠点に活躍中。英語講師としても企業、大学、政府官公庁と多数の指導実績を持つ。中でも近年同講師が担当する機械翻訳ツールを活用する講座・セミナーは、人気が高く毎回好評を博している。
取材のお願い
訪日観光客向け言語対策に真剣に取り組む観光関係者の皆様や講師へのインタビューも行っていただければと思いますので、ぜひ取材の方よろしくお願いいたします。
◎取材スケジュール
日時 | 2022年10月4日(火)10時00分~11時30分 |
---|---|
場所 | 福島市クリエイティブビジネスサロン 交流スペース 〒960-8053 福島県福島市三河南1番20号 コラッセふくしま2階 TEL 024-572-4130 |
◎取材ポイント
本講座第1回授業は、京都を拠点に活動するプロ通翻訳者の講師をオンラインで結び、スクリーンに映し出す公開形式にて実施します。初回は英語と日本語の違いを踏まえた機械翻訳ツールの効果的な使い方や英訳しやすい日本文の作り方を学びます。インバウンド向け言語対策として、AI技術を掛け合わせたより実践的な講座を県内で先駆けて開催いたします。
≪本件に関するお問合せ先≫
DMO 一社)福島市観光コンベンション協会(福島市五月町10-17 酪農会館303)
担当:村田
TEL:024-563-5554(9:00~18:00 平日のみ)
Mail :murata-t@f-kankou.jp
2022/9/20付けで県内向けメディアリリースいたしました。