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上質なローカルワイン体験「温泉×ワインの一日」が返礼品に登場。
高湯温泉「安達屋」若旦那ソムリエがもてなす極上の「ふくしまテロワール」
※この返礼品のふるさと納税お申込み期間は終了しました。
今日は、2023年度の福島市ふるさと納税にとびっきりの福島を体感できる返礼品が加わるとのことで、モニターツアーに同行させていただきました。乳白色の温泉とワインやお酒のリストの豊富さで、県内外からのリピーターも多い名湯・高湯温泉の老舗旅館「安達屋」と、2019年に吾妻山の麓にできた福島市初のワイナリー「WINERY AZUMA SANROKU(吾妻山麓醸造所)」がコラボした企画です。
その名も「ふくしまテロワール 温泉×ワインの一日」。つまり「温泉とワインが楽しめる返礼品」なのです。
この返礼品がすごいのは、安達屋の「若旦那」菅野さんはソムリエの有資格者で、某有名リゾートホテルでしっかりワインサービスの教育を受けてきた方。さらに、WINERY AZUMA SANROKUは、日本でもまだ140名ちょっとしかいない国際的なワイン資格「エノログ(ワイン醸造技術管理士)」を持つ方がワイン造りをしています。つまり、ワインのプロフェッショナルがつくる返礼品なのです。
とにかく、行ってみましょう!
福島駅を出発!
さて、今回は福島に縁あって移住された方々を支援する「一般社団法人Tenten」のみなさんと福島駅西口で合流しました。ご主人の転勤やUターンで福島へ移住された方が多く、最初は右も左もわからない状況だったものの、いまや福島ライフをしっかりEnjoyされているというみなさん。「とっても楽しみにしてきました~♪」という和気あいあいとした車内。ライターの私も温かく迎えていただき、ジャンボタクシーで一路、高湯温泉へ。
高湯街道をどんどんのぼっていくと、辺りは一面の雪景色。前日、大寒波が来ていたこともあり、木々の上にはこんもりと雪が・・・。駅前の道路の脇に少しあった程度の雪も高湯温泉界隈ではなかなかの積雪量。旅情気分たっぷりです。向かう先は温泉ですから、雪見風呂なんて最高すぎるシチュエーション!もう、とにかく楽しみでなりません。
福島駅から車で約30分といったところでしょうか。高湯温泉のバス停(福島交通)のすぐそばにある「安達屋」。老舗旅館らしい重厚感があります。
いしにえの空間でほっと一息
エントランスを抜けると、そこは非日常。高湯温泉はもともとは湯治場で、急な坂道に宿が点在していて、そぞろ歩きする温泉街といった感じではないのですが、だからこそお宿でゆったりくつろいで欲しい。そんな想いを表現した空間なのです。
大きな炉に鉄瓶がかけており、湯気がゆらゆらと立ちのぼっていますいます。炉に近づくとじんわりと温かいです。アンティークと思しき調度品が大正モダンのような空間を醸し出していて、ノスタルジックな気分に。こちらのフロアにはコーヒサーバーやアルコール類、ちょっとしたおつまみなども常備されており、宿泊客がカフェタイムや食後のバータイムとして自由に利用できます。しっぽりと大人の雰囲気がいいですよね。
ほっと一息ついたところで、お待ちかねの温泉へ。案内に従って進みます。広い館内は来た道を1回では覚えられない迷路のようですが、なんだかそれすらも楽しい時間です。こちらは男湯。お湯は青く光り、乳白色で「ザ・温泉」という佇まい。窓から差し込む陽の光がこれまた美しいです。
さらに奥へ進むと露天風呂があります。この露天風呂がウォータープールのように長くて、楽しいです。今日は、足湯で我慢といったところですが、足だけでもつかると温まりますね。(返礼品ではしっかり温泉をお楽しみいただきます)
温泉で癒され、ワインペアリング付きコース料理に舌鼓
身体の芯から温まった後は、暖炉のあるダイニングルームへ。こちらで地元食材をふんだんに使ったコース料理と「WINERY AZUMA SANROKU」のワインペアリング付きのコース料理(ランチ)です。お料理は前菜、メイン、デザートの全6品。福島市産りんごを100%使用したシードルの他、白ワイン2種、赤ワイン2種の5種類の他、アフターとしてワイン以外のドリンク全6種が料理に合わせてセレクトされています。
一皿目は見た目も可愛らしい、りんごを丸ごと使った前菜「りんごと合鴨のグラタン」です。器となっているりんごも食べられます。甘酸っぱいりんごの風味と合鴨が絶妙です。そして、そこにWINERY AZUMA SANROKUの「Fukushima Cidre 2021」をペアリング。こちらのシードルは辛口でさわやかな酸味と余韻に残る旨味が食欲をかきたてます。お食事のスターターとしていいですね。喉越しもさわやかで温泉の後の1杯としてもGood!ちなみにこちらのシードルはJAPAN Cider Award 2022 テイスティング部門で星1つを獲得した逸品。
見た目もかわいい一皿。お野菜もたっぷり採れます。
2品目は季節の天ぷらアソートをお塩でどうぞ。ワインは「デラウエア2022」です。こちらのワインも女性が選ぶワインコンクール「サクラアワード 2022」でシルバー賞を受賞したタイトルワイン。柑橘ような酸味が天ぷらにレモンを絞る感じでペアリングを楽しんで欲しいとのこと。私はこごみの天ぷらとの相性に感動!少し苦みのある食材にデラウエアのワインが合うんですね。これは発見でした。
さらに続きます。お次のお料理は「伊達鶏のポワレ」です。ワインは「シャルドネ2021」です。シャルドネは6カ月間新樽で熟成した白ワインで、適度な酸味としっかりとしたボディ、そしてほのかな樽香りがとても上品です。こちらもJAPAN WINE COMPETITION 2022入賞ワインで、ワイン愛好家も納得の1本。伊達鶏の歯ごたえと旨味に調和するペアリングです。
スマートなワインサービスに、うっとりしてしまいます。
思わずこぼれてしまう笑み。幸せな時間ですね。
そして、4皿目は「マグロのタルタル」と「サンジョヴェーゼ2021」です。
窓越しの雪に反射した自然光がワイングラスを照らし、ワインのルビー色が一段と美しく見えます。そして、こちらの重すぎない赤がマグロとベストマッチでした。
いよいよ5皿目の「和牛のロースト」と「メルロ2020」です。和牛の脂質をタンニンの効いたメルロがしっかり受け留め、美味しさの無限ループが始まります。サッパリと食べられるけど満足感はしっかり。こちらのワインはフレンチオークの新樽で1年半熟成させたもの。樽由来の香りが和牛のローストの香ばしさとも溶け合います。
さて、ここまででお気づきでしょうか。これワイン好きの方ならおわかりかと思います。そうです!グラスが全てサービスされるワイン毎に違っています。安達屋ではワイングラスだけでも7~8種類あり、全てワイングラスのトップメーカー「リーデル社」で揃えています。この秘湯感溢れる高湯温泉でこんな贅沢なワインペアリングが堪能できるなんて、ワイン愛好家でなくてもきっとワインが好きになってしまうのではないかと。
そして、ワインやアルコールがあまり得意でない方にも配慮して、ソフトドリンクでのペアリングにも対応してくださるとのこと。
こちらはブドウジュースなんですが、ワインみたいですよね。甘さ控えめでお料理を邪魔しない大人なブドウジュースでした。この他にも桃のジュースや苺を使ったノンアルコールカクテルなどもご用意いただき、アルコールなしでも十分堪能できます。もう、この表情をみれば、説明不要ですよね。
スイーツにコーヒー・・・だけじゃないんです。さらに、食後酒として、今回は紅茶と日本酒をブレンドしたオリジナルカクテルをご提供いただきました。香ばしくて美味でした。
お腹も心も大満足のひととき!
お料理だけでももちろん美味しいのですが、ワインとの相性を考えられたコース料理は新たな発見があったり、ソムリエの若旦那がお料理との合わせ方を教えてくれたりと充実した大人の時間。ワインだけを楽しむ、また料理だけを楽しむとは一味も二味も違った楽しみがありました。
※季節によってお料理、ワインの内容は変わります。
ワイナリーから臨む絶景・・・そして造り手との語らい
美味しいお食事を堪能した後は、安達屋さんから車で15分の「WINERY AZUMA SANROKU」へ。ふるさと納税の返礼品にはワイナリー見学は含まれておりませんが、みなさんに味わっていただくワインがどのようなところで造られているのか、ご紹介もかねて訪問しました。
まず、目についたのがワイナリーのロゴ。早春の吾妻山に現れる「雪うさぎ」がモチーフだそうです。そういえば、いただいたワインのエチケット(ラベル)にも全てうさぎが描かれていました。うさぎは耳が長いので情報をいち早く集めるので、繁栄のシンボルでもあるんですって。この地域に繁栄をもたらすワイナリーになるという想いも込められているとか。
さっそく醸造設備を見学。代表取締役社長の横山さんと醸造責任者の牧野さんにワイナリーをご案内いただきました。
牧野さんは日本の大学を卒業後、ホテルのラウンジの経営を学ぼうとアメリカへ。ワインに触れるうちにサービスをする側から造る側に興味が湧き、世界的ワインの銘醸地ナパ・バレーにあるカリフォルニア大学ディヴィス校へ入学。ワイン用ブドウ栽培と醸造について6年間学びます。在学中に国際的な資格であるエノログ(ワイン醸造技術管理士)資格を取得。日本に戻って来てからは某大手ワインメーカーに10年勤務していました。いわばワイン醸造のプロ中のプロ。こんな人が造るワインですから、本格的なわけですね。創業から丸3年というのにどんどん賞を受賞しているのにも納得です。
牧野さんのとってもわかりやすい説明とはじめて見る醸造設備に感動しつつ、こちらでも少しだけテイスティングさせていただきました。カベルネ・ソーヴィニョンという黒ブドウで造ったスパークリングワイン「HARE SPARKLING 2021」です。サーモンピンクが美しい色調です。
そして、ここからは福島市内が一望できるテラスがあるセラードア(テイスティングルーム兼ショップ)へ。お天気が良ければこのような景色が見えるとのことです。
小雪がちらつく天気でしたが、オープン間近のセラードアのテラスでホットワイン片手に横山社長からこれからの構想などをお聞きし、また訪れたいと思いました。土地の食材をふんだんに使った料理とワイン、そして温泉。ふくしまの魅力をぎゅっと詰め込んだ今回の返礼品に、モニターの皆さんからも「これは楽しい!また来たい」「ご両親にプレゼントしたい」といった声が挙がっていました。
「ふくしまテロワール」を体感したい方、ぜひ福島市のふるさと納税にご参加くださいね。
※この返礼品のふるさと納税お申込み期間は終了しました。
楽天ふるさと納税 | ふるさとチョイス | さとふる |
ふるなび | ANAのふるさと納税 | auPAYふるさと納税 |
セゾンのふるさと納税 |
<返礼品に含まれるもの>
1名分の入力料、タオル、ワインペアリングランチ(5品程度)、ワイン(5種類程度)
※安達屋旅館までの送迎、ワイナリー見学は返礼品に含まれません。
※目的地までは公共交通機関(路線バスなど)をご利用ください。