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土湯温泉バイナリー発電所見学
持続可能な地域資源の社会科見学
持続可能な地域社会づくり 土湯温泉バイナリー発電所
おららのコミセの釣り堀にいるエビたちは、実はバイナリー発電の際の熱水(温泉水と冷却水)を利用して養殖されています。また、発電した後の熱水は温泉街に供給される仕組みとなっており、この発電所のおかげで豊富な資源をあますことなく循環させて活用することが可能になりました。
写真提供:株式会社元気アップつちゆ
近くを流れる荒川の水を冷却水として使用し、エビの養殖の水としても活用されておりますが、この冷却方法により、空冷方式の地熱発電所に比べて設備が非常にコンパクトなのも特徴の一つです。
また、通常エビの養殖には水槽管理などに莫大な費用がかかるそうですが、土湯はバイナリー発電により出た冷却水を活用しているため、無駄無理なくエビの養殖が可能になり、新たな観光資源となりっております。
写真提供:株式会社元気アップつちゆ
売電で得た収益は、免許証を返納するなどして交通手段がない高齢者のバス代や、 地域の子供たちが市内へ通う交通費などに一部を充てるなど、 地域活性化に活用し、自走する温泉街として先進的な事例となっております。
見学をご希望の場合には、個人と法人とで窓口が異なりますので下記の連絡先からお問合せください。
住所 | |
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連絡先 |
024-595-2217(個人で見学希望:土湯温泉観光協会へお問合せください。4名以上有料で見学可) 024-594-5037(法人で視察希望:見学申込フォーム) |
見学時間 | 9時~15時まで |
HP・SNS | |
備考 |
12月~3月末までの冬期間は見学を休止しています。 |